未来は過去と同じくらい現在に影響を与える。
by フリードリヒ・ニーチェ
あなたはどんな未来を思い描いていますか?
タイトルの言葉は、ドイツの哲学者 フリードリヒ・ニーチェの言葉です。
現在の自分は、過去の行動の結果とも言えるわけですが、未来を思い描くことも現在の自分に影響を与えるのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、過去から現在、未来へと人生を生きていくわけですが、現在の自分の立場、存在があるのは、過去に生きてきた結果であることは間違いありません。
子供の頃から大人になっていくために、多くの人々との出会いと別れがあり、いろんな学びがあり、いろんな行動をしてきた結果が今の自分ということになるわけです。
現在の自分の姿、立場というのは、過去の自分が影響していることは間違いありません。
しかし、未来の自分を思い描くことも、また現在の自分に影響を与えていることも真実です。
「未来はこうありたい」と思い描いているのであれば、現在の自分が何をすればよいのか、今できることは何かを考え、行動に移さなければならないからです。
もしも将来、医師になりたいと、未来の自分を思い描いているのであれば、今、一生懸命に勉強して、医学部の大学に進学しなければならないわけで、現在の自分に大きな影響を与えるというわけです。
私たちは現在を生きています。
過去を生きているわけではありませんし、未来を生きているわけでもありません。
今、生きていることそのものが過去の延長であり、未来への延長でもあるのです。
過去は変えられませんが、未来は今の考え、行動次第で変えられます。
あなたはどんな未来を思い描いていますか?
それによって、あなたの未来にも大きな影響を与えることを肝に銘じ、今を大切に、今後も生きていきましょう。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、過去の人類の行動を顧みて、未来の人類の行動を変えていき、より良い社会にしていこうとする目標ですが、過去および未来の両方に影響を与えていることは間違いありません。
過去の誤った人類の行動を改め、より良い未来を思い描いて、行動を変えていく。
私たちに課せられているのは、未来の地球と人類のために、今できることを精一杯実践することです。
常に意識しながら、今後も活動を継続していきましょう。
