人間の犯す最大の過ちとは過ちを犯すことを恐れることである。
by エルバート・ハバード
あなたは、失敗や過ちを犯してしまうことを極度に恐れてはいませんか?
タイトルの言葉は、アメリカの作家 エルバート・ハバードの言葉です。
過ちを犯してしまうことを恐れることこそ、最大の過ちなのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、長い人生の中で、自分の思いどおりにいくこともあれば、失敗したり、過ちを犯してしまうこともありますよね。
実行する前から、「うまくいくのかな」とか「失敗するんじゃないか」と不安になり、行動を躊躇してしまったり、あきらめてしまうこともあるかもしれません。
もしも失敗したり過ちを犯してしまえば、ショックを受け、気分が落ち込んでしまうことは間違いありませんし、できれば失敗したくないと思うのは至極当然の感情と言えます。
しかし、失敗することを極度に恐れてしまい、何も行動できない、挑戦できなくなってしまったとしたら、それこそが最大の過ちだと、アメリカの作家 エルバート・ハバードは述べています。
失敗や過ちを犯してしまうのは、行動していれば自然のことであり、全く失敗もせずに円滑に事が運ぶなんてことはほぼありえません。
失敗を繰り返してこそ、その先に成功が見えてくるのです。
成功を目指して、せっかく努力しているのに、失敗を恐れて途中でやめてしまったり、あきらめてしまうのであれば、それまでの苦労が水の泡となってしまい、その判断こそが最大の失敗、過ちということになってしまうのです。
「失敗は成功のもと」ということわざもあるように、失敗や過ちを犯すのが人間の性(さが)であり、人生そのものなのです。
失敗しない人間など、この世の中に一人も存在しません。
このことは、常に意識しながら今後も生きていきましょう。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をするということは、うまくいかないこと、失敗や過ちの連続とも言えます。
もしかしたら、心が折れて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
私たちは、未来の地球と人類のために、困難な課題に果敢に挑戦しているのですから、失敗や過ちを犯してしまうことは想定内であり、自然なこととも言えます。
したがって、失敗や過ちを犯してしまったとしても、めげずに活動を続けてください。
途中で活動をやめてしまうことこそが最大の失敗なのですから。
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