苦悩を最も隠す者が、
苦悩に最も耐えうる者である。 by イギリスのことわざ
あなたは苦悩を誰かに吐き出していますか? それともじっと耐えていますか?
このタイトルの言葉は、イギリスのことわざです。
自分の悩みや苦しみを周囲の人に吐き出す人がいます。それはその人の心が弱いからに他なりません。
なぜなら、悩みや苦しみは、人に聞いてもらえることで気持ちが楽になるからです。つまりは苦悩に耐えられないから他人に話すのです。
それに対して、苦しみや悩みを人に話せず、一人で悩み苦しんでいる人もいます。
自分で何とか解決策を模索していて、もがき苦しむ人です。
でも、こんな人は、最も苦悩に強い人とも言えるのです。
他人に話しても仕方がない、他人に心配させたくない、つまり自分一人で解決するしかないと思っているのです。
苦悩を一人で抱え込むのか、それとも誰かに吐き出すのか、どちらが正しいということはありません。
ただし、自分の心が強くないと自覚している人は、一人で悩み苦しむのは避けた方がいいかもしれません。