一日過ぎるとその一日を忘れるようにしている。過去はもう私にとって何の意味もない

一日過ぎると、その一日を忘れるようにしている。過去はもう私にとって何の意味もない。
by土方歳三

あなたは、過去にしがみついていませんか？

タイトルの言葉は、幕末の志士 新撰組副長の土方歳三の名言です。
「過去は何の意味もない」と言い切る彼の強さと前向きな心情を述べた深い名言ですね。

私たちの人生、時間は刻々と進んでいき、止まることがありません。
過ぎ去った昨日を振り返っても、昨日に戻ることはできませんし、後悔しても反省しても、それを取り返す術はありません。
私たちの人生は、一日一日の積み重ね、過去の積み重ねが今の自分を作っていることは間違いありません。
しかし、過ぎ去ってしまったものは、もう引き返すこともできませんし、やり直すこともできないのです。
だとしたら、そんなどうすることもできないことはとっとと忘れて、未来にやるべきことに心を寄せるべきです。

過去の失敗なんて、気にすることはありません。
これから先、成功するように頑張れば良いのです。
過去の栄光に酔いしれたり、しがみついているなんて無意味です。
明日になれば、大失敗して、信頼が地に落ちるかもしれません。

つまり、過去のことは、良い経験も悪い経験も、気にしても仕方がないのです。
私たちの人生は、未来しか残されていません。
たとえテクノロジーが発達したとしても、過去に戻れるタイムマシーンが発明されることはないでしょう。
だとしたら、私たちは未来だけを見据えて、前を向いて歩いていくしかないのです。

SDGsは、２０３０年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの１７の目標は、過去の人類が犯してしまった過ちや課題を改善していこうという目標ですが、過去の過ちを追求したり、責任を押し付けたりしても意味がありません。

過去に過ぎ去ってしまったことはもう取り戻すことはできませんし、それを責めたところで何の意味もないのです。
それよりも、私たちは、未来の地球と人類のため、今何ができるのか、何をすべきなのかを真剣に考えることの方が重要なのです。

理想的な未来の地球と人類の姿を想像し、わたしたちが今できることを真剣に取り組んでいく姿勢が問われているのです。