物の見方を変えて自分が変わらなければ周囲の物事も変わらない。

物の見方を変えて自分が変わらなければ周囲の物事も変わらない。問題はいつも自分の中にある。
ｂｙ　スティーブン・R・コヴィ

あなたは、自分以外の人々の心を変えようとしていませんか？

タイトルの言葉は、アメリカの経営コンサルタントで作家のスティーブン・R・コヴィ氏の名言です。

人は、自分にとって不都合な出来事、悪い状況に陥ったとき、周りの環境や他人のせいにします。
そんな悪い状況を変えたいと思ったとき、自分自身ではなく、他人の心や行動を変えようとすることもあります。

自分の考えや行動を変えず、他人の考えや行動を変えようとしても、何も状況は変わりません。
他人を責めることで一時的に変化することはあっても、根本的な改善にはならないのです。
むしろ関係が悪化することさえあります。

身近な例を上げると、夫婦仲です。夫婦仲が悪いのはどちらかが一方的に悪いわけではありません。
相手を一方的に責め、自分は何も変わらなければ、何も改善しないのです。

良いことも悪いことも、起きる出来事は自分の考えや行動が起こした結果なのです。
周囲のせいにするのではなく、課題は自分の中にあるということを認識しましょう。