教育の根は苦いものだが、その果実は甘い。
by アリストテレス
あなたは何かを学ぶことに苦しんでいませんか?
タイトルの言葉は、古代ギリシャの哲学者 アリストテレスの言葉です。
教育とは、その根は苦いものであるが、その果実は甘いものだと述べた深いメッセージですね。
私たちは子供の頃から学び続けていき、大人になっても、社会人になっても学び続けなければなりません。
生きていく上で、知識や技術を身につけることは必要不可欠とも言えるわけで、私たち人は教育を受け続けなければいけない運命にあると言えます。
古代ギリシャの哲学者 アリストテレスは、教育について、学びの過程と成果との違いについて、それを根と果実に例えて述べています。
教育を受ける、学ぶということは、最初のうちは面白くありませんし、慣れないことやわからないことが多くて思うようにいかず、苦しいとかイヤだなと感じてしまいます。
しかし、学び続けていくうちに、学んでいることが面白く感じたり、知識や技術が身につくようになると、それを実践してみたくなります。
例えば、外国語を勉強するということは、最初のうちは日本語にはない語順や表現方法、独特のイントネーションなどがあり戸惑ってしまいますが、学び続けていくうちに、少し話せるようになったり、読み方、書き方が理解できるようになると、面白くなってきて、もっと上達したいという気持ちになっていきます。
学ぶということは、最初のうち、またはその過程は苦しくつらいものですが、その努力の成果は自分の身になっていき、最終的には面白くなるものなのです。
知識や技術が身につくことは、社会貢献に資すると同時に、自信や尊敬にもつながっていくわけで、教育の成果は果実となって、自分の能力になるのです。
これは教育に限らず、スポーツや芸術など、何を身につけるにしても、私たちは時間をかけて努力することが大切だということです。
最初のうちはつらく苦しいものであっても、努力を続けることで、それが果実となって喜びや達成感へとつながっていくということは決して忘れないようにしてください。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際、最初のうちはあまり面白さを感じることは少なく、むしろつらいことや苦しみが多いことと思いますが、続けていくことによって、面白さや奥深さを感じていくことが増えていくと思います。
最初のうちは慣れないことやわからない点も多く、戸惑ってしまうこともあるかもしれませんが、続けていくうちに面白く感じるようになっていくはずです。
面白くないからといってすぐに辞めることなく、少し続けてみるという意識を忘れないようにしてください。
