時には、ほんの些細なことが君の心の中のほとんどを占めるんだ。

時には、ほんの些細なことが君の心の中のほとんどを占めるんだ。
ｂｙ「くまのプーさん」より

あなたは、いつも一つの問題に悩まされていませんか？

タイトルの言葉は、ディズニーアニメでも有名な「くまのプーさん」の中のプーさんのセリフの一節です。
「くまのプーさん」は、イギリスの児童文学作家　アラン・アレクサンダー・ミルンの作で、日本でも大人気のアニメです。
今回の名言は、人間の心の弱さを述べた深い名言ですね。

私たちは人生の中で、心の中をほとんど一つのことに占められてしまうときがあります。
例えば、大切な試験が近づいてきた時には、試験のことばかりが気になってしまいますし、恋愛をした時には、好きな人のことばかりが気になってしまいます。
心配事ができた時には、その心配なことばかりを気にするようになりますし、夢中になれるものを見つけた時には、そのことばかりを考えるようになります。

つまり、自分の心の中が、ほとんど一つのことに占められてしまい、他のことを考えられなくなってしまうのです。
しかし、後になってそのことをよくよく思い返してみると、ほんの些細な出来事だったと思う時があります。
「なぜあんなことに心の大部分を支配されていたのだろう」と、思わず笑みを浮かべてしまうことが、誰もが経験していることと思います。
人間の心とは不思議なもので、ある時には、「一つのこと」だけに心を奪われてしまい、そのことしか考えられなくなることがあるのです。

もちろん、それは悪いことではありません。
私たちは、毎日、一瞬一瞬を生きているので、そういう時があっても不思議ではありませんし、むしろ人間としては自然な姿なのです。

もしも今後、自分の心が一つのことに占められていると意識したとき、少し冷静になって、客観的に自分を見つめ直し、「なぜこんなことに悩んでいるのだろう」と思い返してみても面白いかもしれませんよ。

SDGsは、２０３０年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
これからの時代、私たちは、時には未来の地球や人類のことを思い、SDGsのことを思い描いてみるのも良いかもしれません。
SDGsは、自分が意識していなければ、目標設定することも行動実践することもできません。
時には、SDGsのことも思い出して、自分が何ができるのか、何をすべきなのか、心に思い描いてみてください。