弱い犬ほどよく吠える。
by日本のことわざ
あなたは、怒りをぶつけたり、文句を言ったりしていませんか?
タイトルの言葉は、おなじみの日本のことわざです。誰もが知っていることわざですね。
犬の世界では、小さくて弱い犬ほどよく吠え、大きな犬ほど、でんと構えて、全く動じません。
人間社会も同じだということですね。
強がった態度をとったり、むやみに怒ったり威張ったりする人が、あなたの周りにいませんか?
そんな人は、心が弱く、自分に自信がない人だという証です。
能力が高く、自分に自信を持っている人は、常に冷静でいることができるので、誰かに怒りをぶつけたり、強がる必要がありません。
もし周りにそのような人物がいても、相手にする必要がないのです。
しかし、心が弱く、自分に自信がない人は、その弱さを隠そうとしたり、または周りの人に弱さを見透かされないようにしたいと思うわけです。
だから、強がった態度や怒りを爆発させて、自分は強い人間だと周りにアピールしてしまうわけです。
しかし、本当に強い人間はそんなアピールをする必要がないのです。
「能ある鷹は爪を隠す」ということわざもあるように、能力の高い人間、心が強い人間は、普段、その能力を見せつけたりはせず、いざというときにその能力を発揮するわけです。
もしもあなたの近くに、常々、感情的に怒ったり威張ったりしている人を見かけたら、このことわざを思い出し、その人との付き合い方について考えてみてください。
SDGsは、2030年に向けて理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
私たちは、目標達成を果たすために、自分たちで定めたゴールに向かって、ひたすら行動を実践しなければなりません。
行動の途中で、うまく行かないことで感情的にイライラして怒りをぶつけたり、文句ばかり言っているのでは、「弱い犬」ということになってしまいます。
目標達成のため、自分が何をするべきか、どんな行動を取るべきか、よく考えてみましょう。