愚者はまぐれ当たりを自慢し、賢者はミスショットから多くを学ぶ。
byスコットランドのことわざ
あなたは、まぐれや運で当たったことを自慢していませんか?
タイトルの言葉は、スコットランドに伝わることわざです。
スコットランドでは、賢者と愚者の違いについて面白いことわざで表しており、なるほどと納得させられる言葉ですね。
愚者は、たまたまうまく行ったことを、ことさら大げさに自慢するというのは、確かにその通りですね。
たまたままぐれ当たりでうまく行くことは、当然のことながらその人の実力ではありません。
それを喜ぶことはあっても、自慢するというのは愚者の極みです。
また自慢するということは、それ以上学習することはないので、成長することはないのです。
賢者がもしも同じようにたまたまうまく行ったとしても、「それはたまたま幸運だった」などと謙遜して、大げさに騒ぐようなことはしないでしょう。
賢者はそれよりも、ミスをした時に「なぜミスをしたのか」「どうすればうまくいくのか」を考えます。
だから、知識や技術力が増し、ますます成長するのです。
たまたまうまく行くことなんて、そう簡単に起こるものではありません。
偶然のまぐれ当たりを大喜びすることよりも、どうすればミスを少なく、うまくできるかを考える方が賢いのは人間としての生き方として至極当然のことなのです。