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最上の金属は鉄、最上の植物は小麦、最悪の動物は人間である。byトーマス・フラー

最上の金属は鉄、最上の植物は小麦、最悪の動物は人間である。
byトーマス・フラー

あなたにとって、最高または最悪のものは何ですか?

タイトルの言葉は、イギリスの聖職者 トーマス・フラーの名言です。
人間の愚かさを述べた、皮肉で深い名言ですね。

イギリスの聖職者で作家でもあるトーマス・フラーは、金属で最も良いのは鉄だと述べています。
鉄は、固くて丈夫、加工もしやすく、いろんな道具を製造することができるので、とても便利な金属です。

植物で最も良いとされるのは、小麦です。
小麦は、パンや麺類に加工でき、人間が生きるためのエネルギーの素となるとても重要な植物と言えます。
世界中の人々が生きていけるのは、小麦のおかげと言っても過言ではありません。

そして、この世で最悪の動物は何か?
フラーは、はっきりと断言します。それは、言わずとしれた人間です。
人間は長い歴史の中で、人間同士が争い合い、傷つけ合い、生きてきました。
人類の歴史は、戦争の歴史だと言ってもいいでしょう。

地球上、どこの世界へ行っても人間同士の争いごとの歴史があります。そして、それが今でも続いているのです。
争いごとが良いことだと思っている人間はいないはずなのに、紛争やテロがなくなることはないのです。
地球上でこんな愚かな生き物は他にいません。

また、人間は自然環境を平気で破壊します。
自分たちが生きるためなら、自然を壊すこともいいと思っているのでしょうか?
自然を破壊するだけではなく、汚したり、要らないものを捨てたりします。
それが悪いことだと知ってか知らずか、いつか自分たちの首を絞めることになるとも知らずに、自然環境を平気で破壊するのです。
このような愚かな行動ができるのは、地球上で人間だけなのです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
私たちは、この世で最も愚かな生き物、人間です。

地球を破壊することができるのは人間だけですが、それを再生させることができるのも人間だけなのです。
これからも、こんな愚かな歴史を繰り返すのか、それとも心を入れ替えて、地球や人類の未来を守る行動ができるのか、私たち人間の真価が問われているのです。

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