この世界には人間の頭数と同様に、仕事は沢山あるはずである。
by 野口英世
あなたは、自分のやるべき仕事を一生懸命にやっていますか?
タイトルの言葉は、黄熱病などの感染症の研究で知られる細菌学者 野口英世の名言です。
仕事なんてものは、人間の数と同じ数だけあるのだと述べた深いメッセージですね。
世の中は不景気な状態が長く続いています。
社会には、「自分にはやりたい仕事がない」とか「何をすればよいかわからない」と言って、まともに仕事に就かない人がたくさんいますよね。
また、やりたいことがあっても、「自分には無理だ」と挑戦もせずにあきらめてしまう人も少なからずいるのが実情です。
しかし、よくよく考えてみてください。
仕事なんてものは、世の中にいくらでもあるのです。
人間の数と同じだけ仕事があると言っても過言ではありません。
なぜなら、仕事とは、自分が選んですることであって、誰かに与えられてするものではないからです。
あなたと同じ職業の人であっても、あなたと全く同じ仕事をしているわけではないはずです。
労働時間や労働条件が異なるのはもちろんのこと、仕事のやり方や手順など、人それぞれが自分のやり方で実践しているはずであり、仕事とは、誰かに与えられて実践するものではないのです。
それに、「やりたい仕事がない」と言って、無職の人が世の中にはたくさんいますが、とてももったいないことです。
そんな人は、誰かが仕事を与えてくれるのを待っているから、そんな考えに至ってしまうのです。
自分で仕事を見つけて、自分なりに工夫してやってみようと言う気持ちがあれば、すぐに仕事を見つけて、一生懸命に取り組むはずです。
もしも無職の生活を長く続けている人がいるとすれば、それはやりたいことが見つかないのではなく、仕事をしたくない単なる怠け者なのです。
仕事は与えられるものではなく、自分で見つけて工夫してやるものだということを決して忘れないようにしてください。
そうすれば、仕事が面白く、楽しめるようになるはずです。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動においても、人に言われたからとか、命令されたから実践するものではないことは当然のことです。
未来の地球と人類のために、少しでも良い社会に改善していこうとする活動なので、誰かから与えられて実行するものではないのです。
自分から率先して実践するのは当然のことで、自分なりに工夫したり、自分なりの方法で行動することが重要になります。
そういう意味では、職業に携わるのと同じ気持ちで取り組むべきだと言えるかもしれません。
SDGsの活動も、人間の頭数だけ、人それぞれが異なる行動を取るわけです。
他人のマネをしたり、他人に言われたとおりにやる必要なんてまったくないのです。
心得ておきましょう。