熱意はすべて美の秘訣である。熱意なしで魅力的な美など存在しないのだ。

熱意はすべて美の秘訣である。熱意なしで魅力的な美など存在しないのだ。
ｂｙクリスチャン・ディオール

あなたは熱意を持って美しくなろうとしていますか？

タイトルの言葉は、フランスのファッションデザイナー　クリスチャン・ディオールの名言です。
美しさとは、熱意の現れだというディオールの深い名言ですね。

私たち人は、自分を美しく見せようと思う気持ちがあります。
これは、女性に限った話ではもちろんなく、人は皆、周りの人々に美しく見られたい、格好よく見られたいという気持ちが少なからずあるものです。
そのために私たちは、髪型や服装、化粧を工夫して、少しでも美しく見られるように努力するわけです。

世界的なファッションデザイナーであるディオール氏は、美の秘訣は熱意であると述べています。
つまり、自分が美しくなろうと思う熱意こそが、魅力的な美へとつながるのだということです。
自分がどうすれば美しくなることができるのかをよく考え、工夫し、努力し続けなければ、美を保つことはできないのです。

これは、美の追求に限った話ではありません。
芸術やスポーツ、あらゆる仕事の能力の向上にも言えることです。
自分の才能、能力を伸ばすためには、熱意なしでは向上することはないわけです。
どうすれば、もっとうまくできるようになるのかを考え、工夫し、努力しなければ、自分の能力を向上させることはできないのです。
熱意なしでは成し遂げられないことは、何事に対しても言えることなのです。

SDGsは、２０３０年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの１７の目標は、どれをとっても実現が困難なものばかりです。
つまり、目標を達成するためには、私たち人間の相当の熱意と努力が必要になります。

しかし、現在の世界情勢を見ても、SDGsの目標実現が達成できそうな雰囲気は全く感じられません。
テロや紛争は世界中のどこかで毎日のように起きていますし、人権侵害や貧困も全く改善の兆しが見えない状況です。
いわば、SDGsの目標達成に対する熱意が全く足りていないということになります。
私たち人間の意識改革が必要なのかもしれませんね。