もともと世の中に雑用というものはありません。雑な心でするから雑用になるだけのことです。
by鍵山秀三郎
あなたは今やっている仕事を精魂込めてやっていますか?
見出しの言葉は、イエローハットの創業者 鍵山秀三郎氏の名言です。
世の中には仕事としての業務、やらなければならない作業というものがたくさんありますが、どれをとっても世の中に必要な作業であるはずです。
「雑用」とは、辞書では「種々のこまごました用事」という意味とされています。
雑用という言葉を聞くと、手を抜いてもかまわない簡単な仕事のようにとらえられますが、果たしてそうでしょうか?
例えば「掃除」を考えてみましょう。掃除も雑用の一つだと言われています。
果たして手を抜いてもいいのでしょうか?
手を抜けば、表面上はきれいになるかもしれませんが、よくよく見ると小さな汚れが残っているかもしれません。
また、工夫次第でもっと早く、もっときれいになる方法が発見できるかもしれません。
こんな些細なことでも、積み重なると、大きな差が出てくるはずです。
雑用だと言って手を抜くような人は、重要な仕事でも手を抜く可能性が高いのです。
何をするにも手を抜かずに一生懸命に取り組むという姿勢は、人生にとって必ずプラスになります。
どんなに簡単な仕事でも、疎かにせずに、やるべきことを丁寧にこなせる人間でありたいものです。