能力のない征服者は自滅するから、それを待っていればよいのである。
by塩野七生
あなたは能力のある人ですか?
タイトルの言葉は、歴史作家の塩野七生氏の名言です。
歴史小説を数多く書いてきた同氏の説得力のある名言ですね。
征服者、つまり人々の上に立つような人物は、相当の能力がないと務まらないことは、歴史が物語っています。
それは日本にとどまらず、世界中の歴史がそれを表しているのです。
能力のない権力者は、自滅的な行動をとり、権力の座から引きずり降ろされるか、もしくは命を奪われるか、悲惨な運命をたどることになるわけです。
これは何も権力者に限った話ではありません。
能力のない者は、社会から取り残され、誰からも相手にされなくなり、世の中から排除され、やがて沈んでいくものです。
能力があるかどうかの指標は、一生懸命に取り組む姿勢を持つかどうかだと言われています。
その一生懸命さを失ったとき、能力のない者として排除されてしまうのです。
自滅だけはしないような生き方をしないといけませんね。
SDGsは、2030年までの世界共通の行動目標です。
自滅することなく、「誰ひとり取り残されない」世界を作るために、一生懸命に取り組んでいく姿勢が必要なのです。