何かを継続している人の表情からは、自然と落ち着きと自信が感じられるもの。
by 名越康文
あなたは、何か継続していることはありますか?
タイトルの言葉は、精神科医の名越康文先生の言葉です。
何かを継続している人は、落ち着きと自信が感じられると述べた、目からウロコが落ちるような名言ですね。
長年に渡って、その道一筋に携わっている人は、日本全国に、いや世界中にたくさんいます。
一つの職業に就いて、その仕事をずっと続けているということは、とても尊いことであり、その人の人生そのものとも言えるかもしれません。
何十年にも渡って、その仕事を継続してきたという人は、自然と落ち着きと自信が感じられると述べた名越先生の言葉は、全くそのとおりだと思います。
反対に、何をやっても長続きせず、すぐに飽きてしまったり、別の何かにすぐに手を出したりする人は、落ち着きがなく、自信もない人がほとんどです。
長年に渡って継続しているということは、そのことに関しては慣れているということもありますが、他の誰よりも知識があり、技術があることは紛れもない事実であり、そのことに関して自信を持ち、落ち着いて取り組めるというのは当然のことなのかもしれません。
私たちは、一つの人生を生きているわけですから、何十年にも渡って懸命に取り組める何かに出会うことが、その人にとっての宝物となり、人生そのものになるわけです。
「継続は力なり」ということわざがありますが、私たちは、継続できる何かに出会うことが豊かで充実した人生の構築につながっていくことを忘れないように生きていきたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsが発表されたのが2015年であり、8年余りの年月がたったわけですが、この活動をずっと継続している人が世界中にたくさんいます。
未来の地球と人類のことを思い、一生懸命に取り組んでいる人の姿を見ると、本当に頭が下がる思いです。
SDGsの活動を長年に渡って継続している人も、やはり落ち着きと自信が感じられます。
継続して活動しているということは、そのことに関する知識や技術を誰よりも持っている人ということです。
SDGsに限った話ではありませんが、何事も継続することは尊いことであり、人としても信頼できますよね。
私たちも、常に継続するエネルギーと意識を持ち続けながら、今後も活動を続けていきたいものです。