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使われ上手は怠け者の一種である。byソクラテス

使われ上手は怠け者の一種である。
byソクラテス

あなたは、誰かに使われてはいませんか?

タイトルの言葉は、古代ギリシャの哲学者 ソクラテスの言葉です。
人に使われる人間は怠け者だと述べた深い名言ですね。

私たち人は、就職して仕事を始めると、与えられた仕事を早く覚えようと必死になって取り組み、仕事をこなしていきます。
新人の頃は、だれもが先輩や上司に怒られながらも、必死になって仕事を覚え、一生懸命に仕事を頑張ってきたことと思います。

仕事をする上で大切なことは、単に与えられた仕事をただこなすだけではダメだということです。
ソクラテスいわく、それは怠け者の一種だと断言しています。

与えられた仕事をただこなすだけであれば、おそらく上司から怒られることはないかもしれませんし、働いている時間、報酬だってもらえることでしょう。
しかし、ただ言われたことだけをこなすだけでは本当の社会人とはいえないのです。

私たちは、感情を持った人間であり、機械やロボットではありません。
そして向上心もありますし、成長したい、幸福になりたいという欲望もあります。
つまり、仕事を機械やロボットのように、ただ作業をするだけではダメなのです。

どうすればもっと円滑に仕事ができるか、人を幸せにできるか、誰かを喜ばせることができるかなど、様々なことを考え、工夫しながら仕事をこなしていかなければならないわけです。

これからは、AI(人工知能)の技術がますます発達し、人間の仕事がどんどん奪われていくと言われていますが、人間にしかできないこと、人間ならではの仕事というのもあるわけです。
AIの方が効率が良く、間違いも犯さないから便利だとか、そういうことではないのです。

私たちは仕事をする上で、ただ作業をするということではなく、どうすれば人々が幸せになれるか、どうすれば喜んでもらえるかを常に意識しながら、工夫をこらして向上心を持って生きていきたいものです。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をする際にも、みんながやっているから自分も同じようにやるというのでは、本来の目的とはいえません。
そんなことでは、自分の信念も持たずに、周りの人と同じ行動をしているだけで、一種の怠け者と同じといえます。

SDGsの活動をする際には、自分が何をすべきか、何ができるかを自分なりに考え、目的を持って行動しなければあまり意味がないのです。

これはSDGsに限った話ではありませんが、単に周りに流されているだけでは、人として真に生きているとは言えないでしょう。
自分の信念、目的を持つことがいかに重要か、真剣に考えて生きていきましょう。

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