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固定概念を打破しやすくするため、行動パターンを担う習慣的動作に変化をつける。

固定概念を打破しやすい状態にするためには、行動パターンを担う習慣的動作に変化をつけることです。
byジョセフ・マーフィー

あなたは、自分を変えるために、習慣を変えようとしていますか?

見出しの言葉は、アメリカの著述家 ジョセフ・マーフィーの名言です。
毎日の習慣を変えることで、固定観念、ひいては人生が変わることを述べた深い名言ですね。

私たち人間は、一人ひとりが異なる固定観念を持っています。
固定観念とは、「こうあらねばならない」とか「こうするべきだ」という思いです。
私たちのすべての言動は、この固定観念により決まっていると言えます。

固定観念は、その人の生まれ育った国、家族、環境によって大きく影響され、無意識のうちに胸に深く刻み込まれていきます。
そして、それが毎日の習慣として自然と身についていくのです。
つまり、誰のせいでもなく、その人の生きてきた環境によって縛られていると言えるわけです。

しかし、様々な人との出会いや、他の国で生活するなど、世界を広く知り、自身の視野が広がることによって、心に変化が生じることがあります。
すると、「こうするべきだ」と思いこんでいた意識が、「こういう考えもあるのか」と自分の心に変化が起きることがあるわけです。
そして、今までの行動を改めて、異なる考えで生きていこうと思うこともあるのです。

そうして固定観念を変化させようと思ったら、これまでの習慣を変えなければいけません。
例えば、「これまでは本なんて読まなくてもよい」と考えていたのに、「たくさん本を読むべきだ」という考えに変われば、読書をする習慣が身についていくというわけです。

習慣が変われば固定観念が変わり、人生が変わります。
自分が成長するためにも習慣を変え、固定観念を変えることが必要なこともあります。
心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標を設定し、行動実践を始めるということは、これまでの固定観念を変え、習慣を変えるということです。
例えば、これまでは環境問題や廃棄物処理に関しては関心を持っていなかった人が関心を持つことによって、省エネ対策を始めたり、ごみの分別に意識を持つようになり、習慣が変わったという人も多いことと思います。

これまでの固定観念のままの行動を続けていれば、未来の地球や人類はどうなってしまうのかを考えると、まずは固定観念を変え、習慣を変えていく意識が重要になるわけです。

未来の地球と人類のため、私たちは何をすべきか、どんな習慣を身につけたら良いのか、真剣に考えてみましょう。

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