目的地に到着したときよりも、希望を持って旅をしているときの方が幸せなのです。
by ロバート・ルイス・スティーヴンソン
あなたは目的地をめざすことばかり考えていませんか?
タイトルの言葉は、イギリスの小説家で詩人でもあるロバート・ルイス・スティーヴンソンの言葉です。
目的地に到着したときよりも、その過程のほうが幸せなこともあるのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、夢や目標を持って行動し、努力することがあります。
夢や目標を果たすことが、すなわちゴール(目的地)となるわけで、ゴールを目指して私たちは必死に頑張っていくわけです。
夢や目標を果たすことで、私たちは達成感を味わい、幸せを感じることがあるわけですが、反対に目的地に到着したことで脱力してしまったり、気持ちが緩んでしまうこともあります。
ゴールを目指すまでの過程の方が、充実感を感じたり、幸せを感じることもあるのです。
旅行に出かけるときも、目的地があるわけですが、そこにたどり着くまでの間が楽しかったり、幸せだったりした経験は誰もがあることと思います。
旅先の風景を楽しんだり、美味しいものを食べたり、おしゃべりを楽しんだりと、その旅の途中の出来事がとても楽しく、それが目的地にたどり着くことよりも幸せな気持ちになれることも多いと思います。
また、目的を果たすことで、虚しさや孤独を感じる人も多いのも現実です。
夢や目的を果たすことが最も重要であることは間違いありませんが、私たちはその過程を楽しむことを忘れてはいけません。
目的に到着するまでには、さまざまな経験、過程があるからこそ、面白く幸せなのです。
多くの仲間との出会いや、いろんな試練や苦労があるからこそ、目的を果たしたときの喜びや感動が味わえるのです。
目的地に到着することばかりに集中しすぎて、その途中の経験や過程をおろそかにすることのないようにしてください。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、目的達成を果たすことも大切ですが、その過程を楽しむことも忘れないようにしてください。
ゴールを目指して努力することは大切ですが、イヤイヤ行動したり、つまらなそうに活動しているのでは何にもなりません。
目的達成も大事ですが、それよりも志を同じくする仲間たちと楽しんだり、自分自身が成長できるような気持ちで実行しなければ、あまり意味はないのです。
目的を果たすことよりも、その過程を楽しむようにしてください。
その気持ちが、ゴールへとつながっていくのですから。
