馬には乗ってみよ、人には添うてみよ。by 日本のことわざ
あなたは第一印象だけで物事を判断していませんか?
このことわざは、江戸時代の俳諧論書「毛吹草」由来のことわざです。
馬の良し悪しは、乗ってみなければわからない。人も付き合ってみなければ本当の良さはわからないという意味のことわざです。
私たちは、ともすると第一印象だけで物事を判断しがちです。
例えば、このことわざにも出てくる「馬」は、見た目や毛並みの美しさだけで良し悪しを判断してしまう。ひょっとしたら、馬主や周りの人の評価で決める人もいるかもしれません。
でも、本当に良い馬かどうかは、自分が実際に乗ってみなければわからないはずです。
相性が合うかどうかも乗ってみなければわからないのです。
人も同じです。周りの評価がどんなに良い人であっても、付き合ってみると好きになれないかもしれません。
逆に、周りから変わり者扱いされている人でも、付き合ってみるととても素晴らしい人だと気づくこともあります。
つまり、第一印象や他人の評価だけで物事を判断してはいけないのです。
自分で体験してみて初めてその良し悪しがわかるのです。
何事も先入観で判断するのはやめましょう。