偉人、著名人

ふしぎだと思うことが科学の芽。よく観察して考えることが科学の茎。そうして・・

ふしぎだと思うこと、これが科学の芽です。
よく観察してたしかめ、そして考えること、これが科学の茎です。
そうして最後になぞがとける、これが科学の花です。

by朝永振一郎

あなたは、不思議だと思うことを、知らないまま放ったらかしにしていませんか?

見出しの言葉は、物理学者でノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎博士の名言です。
科学が解明されることのプロセスをわかりやすく述べた深い名言ですね。

現代社会においては、さまざまな分野において科学が解明され、私たちは便利な道具やサービスの恩恵を受けることができます。
このことは、先人たちの汗と涙の結晶、努力の賜物と言っても過言ではありません。

科学が解明されるということは、朝永博士いわく、まずは「不思議だな」と思うことから始まります。
不思議だと思う物事について、それを確かめ、どうなっているんだろうと考え、詳しく調べていくうちに、「ああなるほど、こうなっているんだ」という答えが導き出されるというわけです。
たとえ、「不思議だな」と思ったとしても、それを調べようともせず、放ったらかしにすれば解明されることはないわけです。

もちろん、答えを導き出すまでには、大変な労苦があったことは予想できます。
先人たちに大きな感謝の気持ちを持ちたいものです。

私たちも、たとえ些細なことでも「不思議だな」と思ったら、それをわからないまま放ったらかしにすることなく、調べてみようという姿勢が大切なのかもしれません。
それによって、一つ知識が増え、人としても成長できるのではないでしょうか?

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動は、世界の情勢を知ること、つまり好奇心から始まります。
世界が今、どうなっているのか、どうすれば改善されるのかを調べ、自分たちに何ができるのか、何をすべきかを真剣に考えるわけです。
そうすれば、まるで科学が解明されるように、目標達成のゴールが近づいてくるのが見えてくるのではないでしょうか?

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