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長い階段を登るとき、階段の全てが見えなくてもいい。目の前にある一段を登ること。

長い階段を登るとき、その階段のすべてが見えなくてもいいのです。大事なのは、目の前にある一段を登ることです。
by マーティン・ルーサー・キング・ジュニア

あなたは、遠い先の未来ばかりを見ていませんか?

見出しの言葉は、キング牧師こと、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの言葉です。
目標に向かって努力しようとしている人たちにとって、励みになる力強いメッセージですね。

私たちが大きな夢や目標に向かって努力しようとするとき、遠い先の未来ばかりを考えてしまうことがあります。
階段にたとえると、階段が雲の上にまで果てしなく続いており、先が見えない状況で、この先どこまで続くのだろうと不安になってしまうような状況です。

しかし、目の前にある階段は見えているはずです。
はるか向こうに伸びている階段は、雲に隠れて見えないかもしれませんが、目の前にある少なくとも一段は見えているはずです。
まずはその一段を登ることから始めましょう。
その一段を登ったら、次はその次の階段を登るようにして、その一段一段を一歩ずつ登っていけば、ゴールは確実に近づいて行きます。

あまりにも遠い先のことばかり考えていると、「本当にゴールにたどり着けるのだろうか」と不安になり、モチベーションが下がってしまい、途中で諦めたり、やめてしまう可能性もあります。
そうではなく、今やるべきこと、やれることを一生懸命に取り組んでいけば、ある日突然、雲が晴れて、ゴールが見えてくるかもしれません。

遠い未来のことを思うことが悪いことではありませんが、大切なのは「今」だということは、決して忘れないように心がけましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsは御存知のとおり、2030年に向けての行動目標ですが、2030年のことばかりを考えて、今をおろそかにするのは感心できません。
2030年は、まだ先のことだと考えて、今は何もしていないという人も多いのです。

しかし、2030年近くになって慌てて行動を始めても、目標達成を果たすことなどできるはずがありません。
本来なら、もっと早くから行動計画を立てて少しずつでも行動を始めなければならない目標ばかりなのです。
遠い未来のことも大切ですが、もっと重要なのは、「今、何をするべきか」です。
「今」の積み重ねが将来の状況を決めるのですから、決して「今」をおろそかにしてはいけないのです。
心構えとして、常に意識しておきましょう。

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