コラム(つぶやき)

職場の朝礼でスピーチを実践。(これであなたの会社は変わる)後編

1 スピーチの方法

「前編」では、スピーチという経験が、特別で貴重な出来事なので、職場でも積極的に実践してほしいということを伝えました。
それではその方法について述べます。

会社によって、毎日朝礼を実施している職場とそうではない職場があると思いますが、朝礼を実施していない会社は毎日朝礼を実施することから始めてください。

朝礼と言っても堅苦しく考える必要はありません。朝のあいさつだけでもよいのです。
その朝礼の中で「スピーチ」を実践するのです。
スピーチするのは職員全員です。アルバイト等も含め社員全員が、日替わりで皆の前でスピーチをするのです。
社員数の多い職場なら部門ごとに行います。できれば20~30名が理想です。(1ヶ月に1回程度スピーチの順番が回ってくるイメージです。)多くても50名程度にしてください。

スピーチのテーマは自由です。
仕事のことはもちろんですが、仕事以外の趣味や家族、本や映画の感想など何でもありです。
3分から5分程度スピーチをしたら、その後、皆で拍手をして、残りの社員数名にスピーチの感想を述べてもらうのです。

2 スピーチの実践と効果

スピーチを実践することのメリットしては下記のことが挙げられます。

・日常では経験できないスピーチをすることにより、自己肯定感が高まる。
・適度な緊張感を感じることができ、また拍手を受け、感想をもらえることで、社員のモチベーションが上がる。
・スピーチによって社員の意外な一面を発見でき、組織内のコミュニケーションが図れる。
・スピーチの内容によっては、仕事のアイデアなどがひらめくことがある。

職場でのスピーチにはこんなに素晴らしい効果があります。社員の中には、スピーチが苦手という人もいて、抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、全く心配は要りません。
壇上に立ってしまえば、意外と落ち着いて話せるものです。
また、うまく話せなくても、恥ずかしいと思っても、皆さん温かく見守ってくれるはずです。

スピーチを取り入れる環境さえ作ってしまえば、あとはなるようになるものです。
皆様の職場でも積極的にスピーチを実践し、職場全体のモチベーションアップにつなげましょう。
あなたの会社に大きな変化が起きることでしょう。

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