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新しいことに挑むとき、答えは過去にはありません。by鈴木敏文

新しいことに挑むとき、答えは過去にはありません。
by鈴木敏文

あなたは、何かに挑戦するとき、どうやって答えを探していますか?

タイトルの言葉は、セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問の鈴木敏文氏の名言です。
人間が何かに挑戦するとき、過去に答えはないと述べた深い名言ですね。
では、どこに答えがあるのでしょうか?

鈴木敏文氏は、「過去が今を決めるのではなく、未来が今を決める」と語っています。
つまり、過去の延長線上で今なすべきことを考えるのではなく、まずは未来を描き、そこから現在の立場や過去を問い直し、今なすべきことを考えてみることが重要だということなのです。

しかし、決して過去をないがしろにせよということではなく、あまりにも過去に縛られてしまうと、身動きが取れなくなってしまう恐れがあるのです。
過去のことを思い返すと、過去は失敗続きだったとか、過去は勉強をしなかったとか、過去は努力をしなかったなどと、大概、悪いことを思い返すものです。
また、過去に成功体験があったとしても、その体験が未来の挑戦に役立つかどうかは不明です。

私たちが生きていくのは過去ではなく未来です。
過去の経験によって、未来を縛られる必要は全くありません。
今日から新しく生まれ変わることだって人間なら可能なのです。

あなたが新しいことに挑戦するときは、過去に答えを探しにいくのはやめてください。
あなたが目指すべきゴールは、過去ではなく未来です。
過去の成功体験や失敗体験など、さっぱりと忘れて、未来のゴールに向かって何をなすべきかを考えて行動を始めてください。
それがあなたの未来を創り出していくのです。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために国連が提唱している世界共通の行動目標です。
今回の鈴木敏文氏の名言は、まさにSDGsの精神そのものを表している言葉と言えます。

SDGsの目標を掲げるとき、行動を実践するとき、その答えは過去にはありません。
というよりも、過去に答えがあるはずがないのです。
SDGsは、過去もしくは現在の人間の過ちを改善していこうという目標なので、今何をするべきか、今何ができるのかは、未来のゴールを見据えなければ、答えを導き出すことはできないのです。
また、過去の人類の過ちについて批判や非難をしても仕方がありません。
過去はもう終わったのです。今さら責めたところで仕方がないのです。

私たちは、未来の理想的な社会を想像しながら、その実現に向かって、今何をすべきかを真剣に考えて、行動を実践、継続していく必要があるのです。
心得ておきましょう。

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