自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。 自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない。
by夏目漱石
あなたは自分の弱点をさらけ出していますか?
タイトルの言葉は、文豪 夏目漱石の名言です。
私たち人間社会は、大勢の人間関係の中で生きています。
そして、多くの人々から影響を受け、多くの人々へ影響を与えているわけです。
人間関係の中で、私たちは自分の弱点を見せたくはないものです。
自分を良く見せようと背伸びをしたり、格好つけたくなります。
例えば、面接試験や恋愛のときには、自分のいいところを見てもらおうと必死になります。
しかし、自分を良く見せようと無理して背伸びをしても、いずれは本性を見破られますし、長い間継続することはできません。
そうなると、一気に信頼を失ってしまう可能性だってありえます。
格好つけている自分は偽りの姿と言えるので、信頼を失ってしまうのも必然なのです。
初めから自分の本性や弱点をさらけ出す人は、人間らしさが垣間見れて、親しみがわき、信頼されます。
そうすると、相手も自分の弱点をさらけ出してくれて、お互いに信頼関係を築くこともできるのです。
無理して背伸びをせず、自然のまま自分の弱点もさらけ出せる人こそ、人に信頼され、利益を得ることができるのです。
この名言は、SDGsの目標17 「パートナーシップで目標を達成しよう」にも通じます。
世界中で多種多様な人々との協力が求められています。