風が吹く方向を変えることはできないが、帆の向きは変えられる。
by チリのことわざ
あなたは、自分ではどうしようもないことに悩み続けてはいませんか?
タイトルの言葉は、南米の国 チリに伝わることわざです。
風は自然現象なので、その向きや強さを変えることはできませんが、船の帆の向きは柔軟に変えることができるという教訓のようなことわざですね。
私たちは、自然現象や他人の行動、政治や経済の状況など、自分の力ではどうすることもできないことに悩まされてしまうことがありますよね。
例えば、屋外で作業をしたいのに荒天によって仕事ができなくなってしまうことがあります。
また、他人の言動に深く傷ついてしまったり、周りの人が思い通りに動いてくれなくて、イライラしてしまうこともありますし、法律やルールに縛られてできないこともたくさんあります。
自然現象や他人の行動、法律や政治状況などは、自分がコントロールできることではなく、どうしようもないことです。
したがって、そんな外部の状況をいくら嘆いても仕方ないのです。
北風が強く吹いているのを、南風に変えるとか、風を止めることなど不可能であり、風が止むのを待つしかないのです。
風が吹いている向きや強さを変えることができないのであれば、それに柔軟に対処するために、帆の向きを変えたり、帆をしまっておくという対応はできるはずです。
風が吹くという自然現象は変えることができなくても、その状況の中で自分が工夫できること、努力できることがあるはずです。
自分ではどうしようもないことを嘆くのではなく、今、自分にできることを柔軟に対応する知恵や工夫が大事だということです。
私たちは、困難なことにぶつかると、つい他人のせいにしたり、環境のせいにしたりしたくなります。
本当に他人の行動や環境のせいでできないこともあるでしょうが、それを理由にして嘆いていても仕方ありません。
その中で自分にできること、知恵や工夫があるはずで、冷静にそれを考え、具体的に動くことが大事になってきます。
いつまでも他人や環境のせいにしていても状況は変わりませんし、何ができるのか、何をすべきかを考え、行動を起こさなければ、何も進展しないのです。
また、「自分にはお金がない」とか「一人では何もできない」などと、できない理由を並べて、結局、何もしない人も多いわけですが、それも自然や環境のせいにして、何も行動できない人と同じです。
できない理由を並べれば、無限大に出てきます。
本当にやる気がある人、できると信じている人は、他人や環境のせいにしたりはしません。
何をするにしても、自分が置かれた状況の中で最善の工夫や努力をし、前へ進もうとする姿勢が大事になるのです。
