登らなければ、登り続けなければ決して坂の上には出られないのだ。
by円地文子 著「女坂」より
あなたは目標に向かって登り続けていますか?
タイトルの言葉は、小説家 円地文子の小説「女坂」の中の一節です。
人は、目標に向かって行動を始めるとき、長い上り坂を登り始めるのです。
登り始めは、頂上、つまりゴールは全く見えません。
しかし、一歩一歩、確実に登り続けていくしかありません。登り続けなければ、ゴールに近づくことはできないのです。
登っている途中は、何度も苦しい思いをします。戻りたいと思うこともあります。
本当に苦しいときには休んでも構いません。
しかし、上を目指すしかありません。決して下を見ないでください。
登り続けていくうちに、頂上(ゴール)が見えてきます。
ゴールが見えてくると元気が出て、希望がわいてきます。
しかし、登り続けているので苦しみはまだ続きます。
そして、その苦しみの後に見えてくるのは、頂上の美しい光景なのです。
途中で諦めて下山したり、休み続けていては、いつまでたってもゴールにはたどり着けないのです。
登り続けた人だけがゴールにたどり着くことができ、ようやく美しい光景を見ることができるのです。