どのような人とつき合おうとも、やがて人はそのような人になる。

どのような友をつくろうとも、どのような人とつき合おうとも、やがて人はそのような人になる。人とともにつき合うというのは、そのようなことなのである。ｂｙ釈迦

あなたの親しい友人は、どんな人ですか？

見出しの言葉は、お釈迦様の説いた仏教の教えです。

人は、人生の中で多くの人との出会いと別れを繰り返し、長く付き合う友人、親しく付き合う友人を得ることになります。

自分と長く親しい関係でいる友人は、あなたと同じような人間です。
職業や育った環境は違えど、今のあなたと同じような志や考え方を持っているはずです。
自分を映す鏡だと言っても良いでしょう。

これは友人に限らず、夫婦や親子関係にも通じます。
似た者夫婦、似たもの親子っていますよね。

友人関係の場合、もしも一緒にいて居心地が悪ければ、心が離れていき、やがて別れることになります。今までに別れた友人を思い返してみてください。それは、あなたとは志や考え方が異なったため、自然に会う回数も減っていき、別れたのです。

夫婦や親子関係の場合は、単純に別れる別れないという話にはなりませんが、今の自分と付き合っている人間が、今の自分の姿であり、それが自然の法則なのです。