誰が何と言おうと、あなたの心と体は、あなたの価値を認めているのです。
by 中島輝
あなたは自分自身を否定してはいませんか?
タイトルの言葉は、心理カウンセラーで著述家でもある中島輝氏の言葉です。
誰が何と言おうと、自分自身を否定したとしても、自分の心と体は自分の価値を認めているのだと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、感情豊かな生き物であり、喜んだり悲しんだり、前向きになったり落ち込んだりを繰り返します。
つらい思いをしたり、落ち込んだりすると、誰かから責められたり、自分自身を否定したりすることがあります。
自分なんて価値がない人間なのだと落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、あなたがもし自分自身を否定したり、価値がない人間だと落ち込んだとしても、あなたの心臓は鼓動を打っていますし、胃や腸などの消化器も動いていますし、暑いときには汗をかいたりしています。
また、あなたの体の中にある数多の細胞は、起きている間も寝ている間も、休むことなく動いていますし、あなたの手も足も目も耳も、休むことなく働いているのです。
つまり、誰かがあなたを否定しようとも、あなた自身が自分を否定しようとも、あなたの心と体はあなたの価値を認めており、休むことなく動いているのです。
あなた自身を否定しているのがあなたの脳だとしても、あなたの脳も休むことなく働いていますし、「自分を否定してはいけない」という感情もあなたの脳があなた自身に働きかけているはずです。
あなたの中にある多くの細胞、心と体は、あなた自身を生かすために、一生懸命に働き、あなた自身を元気づけようと日々頑張っていることを忘れてはいけません。
あなたの命が尽きるとき、あなたの心と体、すべての細胞も死んでしまうのです。
あなたが生きている限り、あなたの心と体、すべての細胞は、あなたの価値を認めており、まるで「もっと頑張れ、強くなれ」と言っているかのように、あなた自身を励ましてくれているのです。
決してそのことを忘れてはいけません。
あなたの心と体、すべての細胞は、あなただけの唯一無二のものであり、世界に一つだけの貴重な価値ある宝だということです。
そして、それを大事に守れるのは、あなただけなのです。
