コラム(つぶやき)

他人は自分の心を写す鏡?二つの意味とは・・・ 後編

自分の言動は、他人から自分へと返ってくるのか?

前回の投稿(前編)では、他人は自分の心を写す鏡の解釈の一つ「人の振り見て我が振り直せ」について記述しました。
今回は、もう一つの解釈「自分の言動は他人から自分に返ってくる」ということについて書きます。

 自分の口から発した言葉や、自分がとった行動は、自分に返ってくるというのはよく言われていますね。

もしも相手に感情的に怒りをぶつければ、相手は怒りの感情を持ちます。
相手に優しく言葉をかければ相手は優しく言葉を返してくれます。
それが人間関係というものです。

もちろん例外はあります。優しい言葉をかけたのに怒りをぶつけられたり、愛情深く声をかけたのに反発されたりすることも、ときにはあるかもしれません。
だからといって、相手の怒りや反発心に合わせて同じような言動をして良いわけではありません。
そのときは、たまたま相手の心の状態が不機嫌だったり弱い状態だったからかもしれません。
それはあなたの責任や課題ではなく、相手の課題であるので、そっとしておくしかないのかもしれません。
しかし、原則として、人は自分のとった言動が、他人から自分に返ってくるのです。

人は同じような価値観を持っている人を引き寄せると言われています。
いつも笑顔で明るくポジティブな言葉を発している人は、同じような価値観の人が自分の周りに集まってきます。
反対にいつも感情的に怒りを爆発したり、暗くネガティブな言葉を発している人は、同じような価値観の人が集まってくるのです。
どちらの生き方が幸福なのかは、言うまでもありません。

あなたの思考や言葉が人生を創り、同じような価値観の人が集まってくる。
自分の周りにいる人々が自分の鏡だと言うことなのです。

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