新しい目標を持ったり、新しい夢を見るのに、歳をとりすぎたということはない。
by クライブ・ステイプルズ・ルイス
あなたは、自分の年齢を気にして、夢をあきらめていませんか?
タイトルの言葉は、アイルランド系のイギリスの作家で、学者でもあるクライブ・ステイプルズ・ルイスの言葉です。
新しい目標や夢を持つのに、年齢を言い訳にしてはいけないと述べた深いメッセージですね。
人は目標や夢を持って、それに向かって努力することがあるわけですが、目標や夢を持つのは若い人だけだと思い込んでいる人が数多くいます。
新しいことを始めるのは、若い人だけの特権だと断定してしまい、自分は歳をとっているから何もできないとあきらめてしまうわけです。
若いからこそできること、若い人にしかできないことというのは確かにあります。
例えば、プロのスポーツ選手になることや、オリンピックに出場したいという夢は、人間の肉体能力の限界、特徴を考えれば、若い人にしか叶わないかもしれません。
しかし、プロにはなれなくても、好きなスポーツを始めること、やり続けることはできるはずです。
「自分は歳をとったから、スポーツは無理だ」とあきらめるのは早計だということになります。
私の知人で、50歳を超えてから、新たに起業した人がいます。
長年にわたって、会社勤めを続けてきた人が、会社を退職し、心機一転して、長年の夢だった飲食店を始めたのです。
他にも、60歳を超えてから、会社を起こした人、芸能界に入った人など、夢をあきらめずに叶えた人もたくさんいるのです。
人生は一度しかないのです。
何か新しいことに挑戦するのに、遅すぎるとか、もう歳だからと、あきらめることはないのです。
新しい目標や夢を持てるということは、それを実現できる可能性が高いという証です。
絶対に不可能なことは、自分の心の中に、目標や夢として思い浮かぶはずがないからです。
年齢を言い訳にして、目標や夢をあきらめることのないよう、自分の可能性を信じて、生きていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsは、言うまでもなく「目標」なので、その達成を目指して活動するわけですが、当然のことながら、年齢を言い訳にして、あきらめることのないようにしてください。
「自分は老い先短いから関係ない」と若い人だけに任せようとする姿勢は、とても感心できません。
年配者だからこそ、過去の社会情勢のことをよく知っており、未来のために何をすべきかが見えているはずです。
自分には無関係だと拒むのではなく、むしろ若者たちの手本、リーダーとなるような人になってもらいたいとさえ思います。
何をやるにしても、年をとりすぎて不可能ということはないのですから。