地球は人類にとって唯一の故郷です。それが今、危機に瀕しているのです。これは人道的な問題であり、解決するための選択をするのはあなたです。
byアル・ゴア
あなたの故郷はどこですか?
見出しの言葉は、アメリカの政治家で副大統領を務めたアル・ゴア氏の名言です。
まさにSDGsの目標そのものの解決を述べたとても深い名言ですね。
あなたの故郷はどこですか?
故郷は、自分の生まれ育った場所であり、自分という人間を導いてくれた場所でもあります。
人それぞれ、故郷は違う場所にあるわけですが、唯一共通していることがあります。
それは、すべての人類は地球で生まれ育ったということです。
つまり、地球は人類にとって唯一の故郷というわけです。
地球以外の場所で生まれ育った人類は一人もいないわけです。
その地球が今、危機に瀕しており、このままの状況が続けば、地球は確実に破滅への道に突き進んでいくのです。
それを解決するための指針となるものがSDGs(持続可能な開発目標)と言えるわけです。
SDGsの目標を解決できるのは、人間だけです。
他の動物は、解決することができません。というよりも、他の動物は、地球にとって悪いことは何もしておらず、地球を危機に陥らせているのは、人間だけなのです。
私たち人間一人一人が解決するための行動を起こさなければならないのです。
しかも他人事ではないのです。
「国が何とかしてくれるだろう」とか「偉い人たちが働いてくれるだろう」などと、まるで他人事のように私たちが何も行動しなければ、地球も人類も危機から脱することはできないのです。
地球は本当に危機に瀕しています。
紛争やテロは今もなお、世界のどこかで続いていますし、貧困や飢餓は全く解消されていません。
また、医療体制が全く整備されておらず、病気や怪我になっても医療、福祉サービスが受けられない人々も世界中にたくさんいます。
宗教や民族の違いによる人権侵害や弾圧にいたっては、国が主導的に行っている地域もたくさんあるわけです。
このような状況が地球にとっても人類にとっても良いわけがありません。
人間同士が憎しみ合い、傷つけ合いながら社会が発展することはないのです。
私たち一人ひとりに、人道的な行動が求められています。
決して他人事ではなく、自分事として、地球と人類の未来について真剣に考えてみましょう。