ガラスの屋根に住む者は隣人に石を投げてはならない。byポルトガルのことわざ
あなたは、他人の悪口や批判をしていませんか?
タイトルの言葉は、ポルトガルに伝わることわざです。
意味は、「ガラスの屋根に住む者、つまり、弱点を抱えている人は、他人を攻撃してはいけない。下手をすれば、自分が同じようなことをされて被害を被る恐れがある」という格言です。
私たちは人生の中で、他人の悪口を言いたくなったり、傷つけたくなることがあります。
他人の言動に腹を立て、その人を攻撃せざるを得ない気持ちになってしまうわけです。
しかし、よくよく考えてみてください。
もしもあなたが、悪口や傷つけるような行動で相手を攻撃した場合、どのようなことが起きるかを想像してみてください。
その相手はあなたに対し、憎しみや恨みの感情を抱き、反対にあなたを攻撃してくるかもしません。
それによって、何らかの被害を被る恐れもありますし、あなたの心は深く傷つく恐れも大いにありうるわけです。
悪口を言われるなどの攻撃は、だれでも嫌なのです。
自分がされて嫌なことは、相手も嫌なことに違いはありません。
つまり、相手が嫌がるようなことをしてはいけないのです。
もちろん、相手にひどいことをされたとしても、仕返しなどしてはいけないのです。
他人への悪口や非難などの攻撃は、何の得もないのです。
心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsは、自分(たち)の信念に基づいて目標を設定し、行動を実践するものです。
他の人達のSDGsの目標や行動を批判したり、悪口を言うのは絶対にやめてください。
また、SDGsの行動を実践していない人や反対論者を攻撃するようなことも絶対にしてはいけません。
そんなことをする時間があるのでしたら、自分(たち)のSDGsの行動を一生懸命に取り組んでください。
だれかを攻撃しても、何の得もなく、反対に自分(たち)が攻撃される恐れもあります。
他人は他人、自分(たち)は自分(たち)の信念を持って、行動を継続してください。