名言集

喜びと悲しみは人間の運命なのだ。このことを正しく知ったとき、私たちは・・・。

喜びと悲しみは人間の運命なのだ。このことを正しく知ったとき、私たちはこの世を無事に進んでいける。
by ウィリアム・ブレイク

あなたは、悲しみに打ちひしがれてはいませんか?

見出しの言葉は、イギリスの詩人 ウィリアム・ブレイクの詩集「無垢の予示」の中の詩の一節です。
喜びも悲しみもあるのが人間の運命だと述べた深い言葉ですね。

私たちの人生、喜びも悲しみもありますよね。
嬉しいこともつらいことも、苦しいことも楽しいこともあるのが人生だとも言えます。
もしも、自分の人生が楽しいことや嬉しいことなど、喜びだけで包まれているとしたらどんなにいいだろうと考えたことがある人は多いのではないでしょうか。

しかし、イギリスの詩人、ウィリアム・ブレイクは、喜びも悲しみもあるのが人生であり、それを受け入れ、正しく知ったときに、人間は無事に生きていけると述べています。
もしも人間が、喜びを感じることしか経験しないとすれば、人間は考えることをやめてしまいます。
そして、積極的に行動することも、努力することもやめてしまうのです。
というよりも、「喜び」とか「楽しい」という感情すらなくしてしまうかもしれません。

なぜなら、「楽しい」とか「嬉しい」という感情は、「つらい」とか「悲しい」という感情を感じたことがあるからこそ、実感できるのです。
もしも甘いものばかりを食べていたら、「辛い」とか「苦い」といった味覚がどういうものか理解できないのと同じです。

生きていれば、いろんな出来事が起こり、楽しいことも悲しいことも起こるのが当たり前なのです。
悲しいことが何もないというのは、何も行動しない、考えていないということの証であって、生きているとはいえないわけです。
もしも自分にとって悲しい出来事が起きたとしても、何日も引きずって、落ち込んでばかりいるのは賢明ではありません。
「忘れる」ということも、人生にとって大切なことなのです。
心構えとして覚えておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動を一生懸命に実践している人にとっても、きっと楽しいことばかりではないはずです。
思いどおりに進まなかったり、周りから批判されたりして、つらい気持ちになったり、悲しい思いをすることがあるかもしれません。

しかし、人生とはそういうものです。
自分の思いどおりに100%うまくいくことなんて、人生においてはありえません。
喜びも悲しみもあるのが人生です。
むしろ、いろんな出来事が起こることを楽しむくらいの気持ちで生きていくことが重要になります。
SDGsは、未来の目標に向かって行動する活動です。
ゴールには何が待ち構えているのか、楽しみにしながら活動を続けていきましょう。

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