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時間をかければいいってもんじゃない。本当にやろうと思ったことは頭から離れない。

時間をかければいいってもんじゃない。本当にやろうと思ったことは頭から離れない。ずっと考えているはずだ。
by 小柴昌俊

あなたは無駄に時間をかけ続けてはいませんか?

見出しの言葉は、物理学者でノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊先生の言葉です。
何事も時間をかければいいわけではないと述べた深いメッセージですね。

私たちは本当にやりたいこと、夢中になれることがあれば、時間が経つのも忘れて、集中して物事に取り組むことがありますよね。
特に子どもたちは、ゲームやスポーツ、遊びに夢中になっているとき、他のことはまったく気にならず、そのことだけに集中していますよね。
大人であっても、本当に夢中になれるものがあれば、子供と同じような気持ちになれるものです。

そんなふうに何かに夢中になっているときに、不安や心配を思い出して、暗く沈んだ顔をしている人はいません。
みんなが笑顔で面白おかしく、目もキラキラと輝いているはずです。
夢中になれるものがあるというのは、自分の気持ちを高ぶらせ、癒やされるものなので、有意義で貴重な時間と言えます。

しかし、そうではなく、「時間をかけなければならない」とか「もっと集中しなければいけない」などと意識して、物事に取り組むことが良い時間の過ごし方かというと、それは違うのではないでしょうか?
例えば、「もっと勉強しなければ合格できない」とか「本当はやりたくないけど、やらなければいけない」などと、自分の気持ちとは裏腹の行動を取り、無駄に時間を過ごそうとすることは、あまりお勧めできません。
なぜなら、本当にやりたいという気持ちがないのに、無理にやり続けても、楽しむ気持ちは希薄でしょうし、夢中になることもできないはずです。
そんな時間を過ごしても、物事がうまくいくとは思えず、実効性のある行動とはいえないのです。
小柴先生の言う「時間をかければいいってもんじゃない」というのは、そういうことなのです。

イヤイヤ仕事をしても、良い仕事ができないのと同じであり、本当にやりたいと思ったことは、頭から離れないので、意識なんてしなくても夢中になってやれるものなのです。
そして、夢中になれるもの、本当にやりたいことがあって、それに取り組める人というのはとても幸福なことでもあります。
無理して時間を作ってやろうというのはナンセンスです。
できれば、本当にやりたいと思えるもの、夢中になれるものに時間を割くようにしましょう。

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