ことわざ

時は過ぎ行くのではなく、やってくるものである。by ノルウェーのことわざ

時は過ぎ行くのではなく、やってくるものである。
by ノルウェーのことわざ

あなたは未来を見据えて生きていますか?

タイトルの言葉は、ノルウェーに伝わることわざです。
時というのは、過ぎ行くものではなく、やってくるものだと、未来を見据えて生きていくべきだと述べた教訓のような言葉ですね。

時というものは、「過ぎ去っていくもの」「やってくるもの」、両方ともに当てはまるものだと思います。
時間が経過し、過ぎ去ってしまえば過去になりますし、これから先どうやって生きていこうとか、何が起きるだろうと予想したり思い描けば、それは未来となります。

ノルウェーのことわざでは、「時は過ぎ行くのではなく、やってくるもの」と断定していますが、それは、私たちが未来を見据えて生きていかなければならないという教訓だとも言えます。
過ぎ去った過去をいつまでも振り返っていても仕方ないので、どんな未来を思い描き、それに向かって今、何をすればよいだろうかと考えることが大切だということです。

私たちの命、残された時間はもう未来しかありません。
たった1分前であっても、過去に戻ることなんて絶対に不可能なのです。
だからこそ、私たちは過去のことなんてとっとと忘れて、未来に向かって突き進まなければならないわけです。
なぜなら、時は過ぎ去るものではなく、やってくるものだからです。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動こそ、未来に向かって行動を継続していく活動であり、過ぎ去った過去にいつまでもしがみついているわけにはいきません。
やがてやってくる未来が、少しでもより良い社会になれるように、今、できること、すべきことを実践する活動がSDGsなのです。

人は過去において、数多くの過ちを犯してきました。
戦争やテロなど、命を脅かすような愚かな行為は今も続いていますし、貧困や差別といった人権侵害も世界中で跡を絶ちません。
これらの人間の過ちを改めて、持続可能な社会を創り上げていくことが、現代社会に生きる私たちの使命であり、責任なのです。

それに、過去の過ちをいつまでも悔やんだり反省しても仕方ありません。
未来を見据え、社会が少しでも良くなるように努めることが大切なのです。
私たちには、もう未来しかないのですから。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で