心の中からメロディを引っ張り出すのがコツ。器用な人はダメ。僕みたいに不器用でなきゃ。
by 服部良一
あなたは器用に生きられますか?それとも不器用ですか?
見出しの言葉は、作曲家 服部良一の言葉です。
器用な人ほど生きやすいのかと思いきや、不器用だからこそ良いのだと述べた深いメッセージですね。
あなたは器用な人ですか?
世の中にはいろんな人がおり、何をやっても器用にこなすことができる人もいれば、不器用な人もたくさんいます。
不器用な人は、器用な人を見て羨ましく思うと同時に、自分の不器用さを恥ずかしく思い、気持ちが落ち込んでしまうこともありますよね。
しかし、器用な人が成功する可能性が高くて、不器用な人は成功できないのかというと、必ずしもそうではないようです。
むしろ、不器用な人こそ、成功できることが多いのかもしれません。
なぜなら、不器用な人は、不器用なりに丁寧にこなそうと、一生懸命に取り組めることが多いからです。
器用な人は、自分が器用なことを自覚しており、何でも簡単にできると思い込んでいるので、一つ一つを細かく丁寧にやろうとか、深く追求しようとはしません。
不器用な人は、自分の不器用さをわかっているので、他の人よりも細かく丁寧にやろうとするはずです。
なぜなら、そうしないと他の人よりも遅れをとってしまったり、良い仕事ができないことを、自分でもわかっているからです。
細かく丁寧な仕事をすることによって、結果的に器用な人よりも良い仕事ができるようになれるというわけです。
人間は、できないことをできるようになるように努力するからこそ、成功への道が開けるわけです。
最初からできることであれば、それを努力しようとはしないので、上達することもなく、以前と何も変わらないのです。
不器用というのは、ある意味、強力な武器になるのかもしれませんね。
不器用だと自覚している皆様、あなたの可能性と、未来への扉が大きく開け放たれてきたかもしれませんよ。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際に、「自分は不器用だから」という理由で、行動しないというのは、誤った考え方です。
不器用だと自覚しているのなら、それを深く追求して、努力して行動していければ、きっと道は開けるはずです。
器用だから何でもこなせるというのは、大きな誤解です。
器用な人は、簡単にできると思い込んでいるので、いつでもできると勘違いして、何も努力しようとせず、行動しない人が多いのも事実です。
不器用な人は、不器用なりに一生懸命に丁寧にやれるという強い武器にもなります。
不器用だから何もできないというのは、あなたの誤解です。
不器用さを武器にして、これからも活動を続けていきましょう。