幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ。
by ウィリアム・ジェームズ
あなたは幸せですか? そして常に笑っていますか?
タイトルの言葉は、アメリカの哲学者 ウィリアム・ジェームズの言葉です。
幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれる。
つまり、逆転の考え方が必要だと述べた深いメッセージですね。
人間にとって幸せとは何か?
私たちにとっては究極のテーマですが、幸せと笑顔とは切っても切れない関係があることは、皆様にとってはよくご存知の概念だと思います。
幸せな人は笑顔でいることが多いように思いますし、不幸な人は常に悲しい顔をしていたり、不機嫌な顔をしている人が多いように思います。
アメリカの哲学者 ウィリアム・ジェームズは、「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せになれる。」と述べています。
私たちは、幸せというのは、人が感じる気持ちなので、自分の心の状態が自然と顔に現れるものだと思い込んでいます。
もちろん、それも決して間違った考えではないのですが、顔の表情というのは自分の意識で変えられることも事実としてあります。
あなた自身も、楽しくもおかしくもないのに、相手の気持ちを思い、またはその場の空気で無理に笑顔を作ったことがあると思います。
つまり、笑顔は自然に出てしまうこともありますが、自分の意識で作ることもできるのです。
たとえ無理やり笑顔になったとしても、自分の脳はそれに反応し、幸せな気分にさせてくれることは医学的にも証明されています。
反対に、悲しい顔や怒った顔、不機嫌な顔をすれば、脳はそれに反応し、自身を不幸な状態へと導いていくというわけです。
感情というのは、自分の考え方、意識次第で変えることができるのです。
悲しいときや怒りを感じたときこそ、無理してでも笑顔を作れば、少しは気持ちが穏やかになれるはずです。
自分が幸せかどうかなんて、あなたの心次第でいくらでも変えられることを決して忘れないようにしてください。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。
SDGsの活動は、貧困や飢餓、戦争やテロで迫害されている人々、人権侵害で苦しんでいる人々を救済しようとする活動でもあります。
つまり、幸せとは思えない人々のための行動とも言えるわけです。
幸せとは、自分の心が感じるものであり、他人の心の状態を思い知ることができませんが、苦しんでいる人々は、悲しい表情や怒りの感情をあらわにしている人が多いことと思います。
こんな人たちを笑顔にできるような活動ができれば、SDGsの活動としてとても意義があることと思います。
人々を笑顔にし、幸福感を感じてもらうために、私たちに何ができるのか、何をすべきなのか、よく考えながら、今後も活動を続けていきましょう。
