自分の愛することを仕事にすれば、生涯で1日たりとも働かなくて済む。
by 孔子
あなたは、どんな仕事をしていますか?
タイトルの言葉は、古代中国の哲学者 孔子の言葉です。
自分の愛することを仕事にすれば、一生働かなくてもいいのだと述べた深いメッセージですね。
今回ご紹介する名言の中の言葉は、仕事イコール働くということではなく、自分のため、家族のために汗水垂らしてお金を稼ぐ行為のことを「働く」と表現しています。
私たちが、仕事をして働くということは、社会貢献であり、とても尊い行為であることは間違いありません。
自分のためだけではなく、家族を養い、社会貢献をするということは立派であり、尊敬され、善行であることを否定する人はいないでしょう。
ただし、そこには人間としての役割とか義務感のようなものが垣間見えるのも事実としてあります。
世の中には、自分の好きなこと、愛することを仕事にして生活している人が少なからず存在していることも現実です。
芸術家とかスポーツ選手、実業家の人に多いようですが、自分が楽しいこと、喜びを感じること、愛することを仕事にしていて、それでお金を稼いでいる人も数多くいるのです。
まるで趣味を楽しんでいるかのように、仕事をしていて、それでお金を稼いでいるのですから、こんな幸せなことはありません。
仕事をしている以上、ときには苦しいことやつらいこともあることと思いますが、そんな人たちは、おそらく苦労だとかつらいなどとは感じておらず、それらも含めて日々を楽しんでいるものと思われます。
そんな人たちは、仕事を仕事だとは思っておらず、趣味の一つという感覚なのかもしれません。
現在、社会人の中には、そんな感覚で仕事をしている人は少ないかもしれませんが、自分が選んだ職業で、しかも社会貢献しているわけですから、できれば楽しみながら、仕事をするべきです。
眉間にしわを寄せながら、つらそうに、悲しそうに仕事をするなんて、自分自身もつらいでしょうし、本当の意味で良い仕事もできないでしょう。
趣味を楽しむかのように仕事をすることはできないかもしれませんが、どうせ仕事をするのですから、楽しんでやった方が良いに決まっています。
楽しもうと思えば、何事も楽しんでやれるものです。
「嫌だ嫌だ」とか「家族のために頑張ろう」などと思うから、仕事がつまらなくなるのです。
心構え一つで、何事も楽しんでやれるものだということを忘れずに、今後も生きていきましょう。
