心はパラシュートのようなもの。開かないと働かない。
by フランク・ザッパ
あなたは心を閉ざしてはいませんか?
タイトルの言葉は、アメリカのギタリスト、音楽家のフランク・ザッパの言葉です。
心というものは、パラシュートのようなもので、開かないと働かないのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、人と人との関係の中で、たいていは自分の心を開いてお付き合いをしています。
しかし、ときには本音を隠したり、嘘をついたりして、心を閉ざしてしまうことがあるかもしれません。
本当はやりたいことがあるのに、それを言わずに隠そうとしたり、自分の心とは裏腹に嘘をついて、その場しのぎでやり過ごそうとしてしまうことがあるわけです。
自分の心を開かずに、本音でぶつかることをしなければ、そのときには何とかやり過ごすことができるかもしれませんが、自分自身にはモヤモヤした気持ちが残ることになります。
自分の心とは異なることを表現しているのですから、満足するはずがないのです。
自分が本当にやりたいことを実行しようと思ったら、心を開いて本音でぶつかるしかないのは当然のことです。
自分の夢や目標があるのに、心を閉ざして、それを誰にも告げず、自分の心の中だけに留めておいても、その夢や目標が実現するはずがないのです。
心は開いてこそ、本当の意味で働くことができるというわけです。
電化製品や機械などは、それを使うからこそ、有意義で人の役に立つわけで、ただ置いておくだけでは何の意味もありません。
人間の心も同じなのです。
自分の心の中だけに留めておいて、それを隠したり、裏腹のことを表現するのでは、何の意味もないのです。
自分の心を開いて、心のままに自分の気持ちを表現し、行動するからこそ、人生が開けてくるのです。
心を閉ざしたままでは、社会は動きません。
このことは決して忘れないようにしてください。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、自分の心を開き、本音でぶつかるようにしてください。
未来の地球と人類のために、何ができるかを考え、具体的な行動をするわけですから、自分の考え、信念をしっかりと持つことが重要です。
誰かに言われたからやるとか、会社の方針だから仕方なくやるという気持ちでは、実効性ある活動ができないばかりか、あなた自身が他の人の足を引っ張ることになりかねません。
そんな気持ちならば、何もしないほうがマシなのです。
私たちの行動は、自分の心のままに動き、周りの人にも影響を与えます。
心を開いて、自分らしい行動ができるように努めていきたいものですね。
