憤る者は理性を取り戻した後、自分自身に対して再び憤る。
by プブリリウス・シルス
あなたはすぐに怒りを爆発させてはいませんか?
タイトルの言葉は、古代ローマの詩人 プブリリウス・シルスの言葉です。
憤る人、つまり怒りを爆発させている人は、その後、理性を取り戻した後に自分自身に対して再び憤るものだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、生きている中で、腹が立って仕方ないときや、怒りの感情が爆発してしまうことがありますよね。
特に、特定の誰かに対して嫌悪感を覚え、その相手に対してひどい言葉を浴びせたり、ときには暴力を振るったりなど、怒りの感情を抑えられくなってしまうときもあるかもしれません。
このように、怒りの感情が抑えられないくらいに憤りの気持ちが強いときは、自分自身が冷静さを失い、一種のパニック状態に陥っていると言っても過言ではありません。
つまり平常心ではないということです。
したがって、時間が経って、自分自身が理性を取り戻すと、相手に対する憤りの気持ちは弱まってしまい、自分が後悔してしまうことがあります。
「なぜあんなことを言ってしまったんだろう」とか「なぜあんなに怒りを爆発させてしまったんだろう」と、自分自身の言動に対し、自分の愚かさや弱さを感じてしまうというわけです。
私たちは、常にどんなときでも、パニックになることなく、冷静な心の状態でいることが賢明な生き方と言えます。
つい頭に血が上って、かーっとなって、相手に暴言を吐いたり、殴ったりするなど、決してあってはならないのです。
冷静な人間ほど、強いものはないということは意識しておきましょう。
例えば、ガチガチに緊張していたり、恐怖心で体がこわばっている状態のとき、私たちはいつもの平常な心の状態ではなく、何も手につかなくなったり、うまくしゃべることができなかったりしたことがあると思います。
憤りを感じている状態も、これと全く同じ状況であり、心が冷静ではなく、一種のパニック状態に陥っている状態だと言えます。
スポーツの試合でも、冷静さを失ってしまえば、いつもの力を発揮することができず、対戦相手が冷静であれば、おそらく負けてしまうことが多いことでしょう。
スポーツの世界だけを見ても、常に冷静で落ち着いた状態でいることが、最強だというのは理解できると思います。
平常心を保つことが、人生においては常に必要だということは覚えておきましょう。
それは、極度の緊張状態に陥ることや恐怖心のみならず、怒りの感情も同じくらい平常心を脅かす感情であることを忘れないでください。
平常心こそ、最も最強であり、賢明であるということを常に意識しながら、今後も生きていきましょう。
