僕の原動力は劣等感である。
by 植村直己
あなたには劣等感がありますか?
タイトルの言葉は、登山家、冒険家の植村直己氏の言葉です。
自分にとっての原動力は劣等感なのだと、シンプルながら、生きていく上で、とても深いメッセージですね。
私たちはそれぞれ劣等感や苦手意識を持って生きていますよね。
苦手なものが何もない、劣等感なんて全くないなんて人は、ほとんどいないことでしょう。
その代わり、得意なことや好きなことも持っており、その能力をさらに伸ばそうと努力することもあるわけです。
劣等感や苦手なものがあると、それを避けようとするのが自然な行動のように思えますが、決してそうではないようです。
自分の夢や目標に向かって努力しているときに、困難な壁にぶつかることがあるわけですが、そういう場合、たいていは自分の苦手なことだったり、劣等感を感じる場面だったりします。
自分が得意な分野のことであれば、それを困難なことだとは思えずに、容易に乗り越えることができるからです。
もしも自分の劣等感を感じるような場面に遭遇したとき、人は気持ちが落ち込んだり、あきらめそうになることもあるかもしれません。
しかし、そんなときこそ、「よし、もっと頑張ろう」とか「どうすればよいだろう」と考えて、反対に力がみなぎってくることもあるのです。
植村さんが言う「劣等感を原動力にする」ということです。
劣等感というのは、今の段階で自分にできないこと、自分に足りないものがあるということであり、自分が絶対に無理だということではありません。
もしも、他の人にはできて、自分は苦手だと思えることであれば、他の人のマネをしたり、教わったりして、少しずつでも克服しようと努力すればよいのです。
そうすると、苦手だと思っていた劣等感が、いつのまにか普通にできるようになり、苦手意識がなくなるかもしれません。
自分にできなかったことができるようになったり、自分に足りなかったものが足りるようになったとき、人は成長し、能力が上がるのです。
つまり、劣等感を持つということは、人として成長するための原動力となり、夢や目標の実現へと大きく近付いていけるのです。
ただし、劣等感をそのまま引きずったり、ずっと避け続けているとしたら、人としての成長はありません。
少しずつでもやってみて、徐々にでもできるようになれば、いずれ劣等感なんてなくなっていきます。
劣等感なんて単なる思い込みだったと思えることもあるのです。
劣等感や苦手意識というのは、行動することによってなくなっていきます。
少しの勇気を持って、劣等感や苦手意識というものをなくせるように行動することが大切なのです。
