人の気持ちを全く考えない人には美しさは感じられない。人の気持ちばかり考えてしまうのも美しくない。
by 大嶋信頼
あなたは人の気持ちを考えて行動していますか?
見出しの言葉は、作家で心理カウンセラーとしても活躍している大嶋信頼氏の言葉です。
人の気持ちを全く考えない人が美しくないのは当然ですが、あまりにも人の気持ちを考えすぎる人も美しくないものだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、大勢の人の中で生活しており、人とのコミュニケーションを図りながら日々生きています。
そして、ある程度、他人に気を遣いながら生きているとも言えます。
例えば、電車や店舗などの公共の場において、私たちはある程度、人の目を気にしながら行動していますよね。
そのため、普通の人であれば、人に後ろ指を指されるような奇妙な行動をとることはありません。
知り合いがそばにいようと、全く見知らぬ人ばかりだとしても、大声を出したり、変な行動をとるようなことはしないものです。
また、誰かと会話をするなどのコミュニケーションをとる場合にも、相手の立場を考えたり、相手に不快な思いをさせないように気を遣いながら接しているはずです。
それは、私たちには人の気持ちを考えるという能力が自然と身についているからです。
しかしときには、全く人の気持ちを考えずに行動してしまう人も少なからず存在します。
人前で大声で怒鳴ったり、悪口を言えるような人もいるからです。
そんなふうに人の気持ちを全く考えられないような人には美しさどころか、賢さや信頼すらも感じることができないのは自明の理と言えるでしょう。
反対に、人の気持ちばかりを考えすぎてしまったり、気を遣いすぎるのも良くないことです。
勝手に他人の気持ちを想像してしまって、自分の行動に制限をしてしまうなんて、賢明とは言えないからです。
例えば、相手を不快にさせたくないがために、必要なことさえ伝えなかったり、相手を傷つけたくないがために、自分の本心を打ち明けなかったりするなど、相手の気持ちを考えすぎて、伝えるべきこと、言うべきことを言わないのは、相手に対して失礼ですし、後々、返って相手を傷つけてしまうこともありうるからです。
相手がどう感じるか、どんな気持ちになるかなんて、わかるはずがありませんし、考えすぎて自分の行動に制限をかけるなんてことはすべきではありません。
自分の気持ちは自分にしかわからないのと同じで、相手が何を感じ、何を考えているのかなんて、自分がわかるはずがありません。
人の気持ちを考えたり、気を遣うことはもちろん必要な心構えですが、あまりにも深刻に考えすぎて、言うべきこと、伝えるべきことも言わないのは返ってよくありません。
誹謗中傷や悪口は言語道断ですが、あまりにも気を遣いすぎること、相手の気持ちを考えすぎるのも良くないということも覚えておきましょう。
