僕はあるときから自分の欠点を克服する努力をやめました。
by 平林景
あなたは自分の欠点を克服しようと努力していませんか?
タイトルの言葉は、日本障がい者ファッション協会の代表理事 平林景氏の言葉です。
自分の欠点を克服しようと努力するのをやめてもよいのだと述べた深いメッセージですね。
私たち人間にはそれぞれ、得意なことや好きなこと、夢中になれるものもあれば、苦手なことや嫌いなこと、やりたくないことなどがありますよね。
つまり、人それぞれ、長所や短所、得意、不得意があるということです。
私たちは、苦手なことや欠点があると、それを克服しようと努力してしまうことがあります。
自分に苦手なことや欠点があるのは良くないことだと思い込み、頑張って努力しようとするわけです。
もちろん、苦手なことや欠点を克服しようと努力することは悪いことではありません。
むしろ、尊い行動であり、その人の誠実さや真面目な性格が垣間見られる瞬間でもあります。
しかし、苦手なことや欠点を治そうと、心が折れそうになるまでイヤイヤ続けたり、苦しい思いをしてまで努力しているとすれば、それは少し考え直したほうが良いかもしれません。
自分にとって苦しい状況が続いたり、イヤな時間を長く続けていれば、それがストレスや重荷になり、自分のことがイヤになったり、自己否定や自己嫌悪につながってしまう可能性があるからです。
私たち人間にはそれぞれ長所と短所があり、得意、不得意があります。
苦手なことや不得意なことを無理に克服しようとする必要などないのです。
私たちはそれぞれ、自分の人生を生きているわけで、限られた時間を過ごしているわけですから、苦しい時間や、イヤイヤ行動するような時間をあえて作る必要はないとも言えます。
もちろん、夢や目標の実現に向けて努力することは尊い行動であり、必要な行動とも言えますが、自分の心が折れるまで、自分を否定してまで努力する必要はないとも言えるのです。
苦手なことや嫌なことをするのではなく、自分が得意なことや好きなことを楽しみながら生きたほうが有意義ですし、人生そのものも楽しめます。
苦手なことや欠点を克服することが、自分にとっては必要で美しいものだと思い込むのは、少し考え直したほうがいいかもしれません。
夢や目標達成のために努力することはもちろん必要です。
壁にぶつかったり、悩み苦しむこともあるかもしれません。
しかしそれは、欠点や苦手を克服することとは違うのです。
あなたには他にやるべきことがあるはずです。
自分に短所や苦手なことがあるのは自然なことであり、それをすべて克服する必要などないということは意識したほうが良いと思います。
特に自分の仕事で苦手なことがあると、それを克服しようと努力する気持ちになるわけですが、それはその仕事そのものがあなたに向いていないのかもしれません。
私たちは、苦手なことや欠点も絶対に克服しなければならないと思いがちですが、嫌なことや苦手なことは、あなたに向いていないという証でもあります。
ときには、努力することをあきらめ、欠点や苦手なことを受け入れる広い心も必要だと言えるのです。
