人間の心というのは最大の悪を持つこともできるし最大の美徳を持つこともできるのです。
by ルネ・デカルト
あなたは、善の心を持っていますか? それとも・・・。
タイトルの言葉は、フランスの哲学者 ルネ・デカルトの言葉です。
人間の心というものは、悪の心を持つこともできれば、美徳を持つこともできるわけで、それはその人自身の選択によって変わるのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは豊かで充実した幸福な人生を歩みたいと願いながら、毎日を生きているわけですが、そのためにはどうすればよいかを自分の意志で判断したり、選択したりしています。
できれば常に優しい気持ちを維持し、穏やかな気持で誠実に生きていきたいと思うわけですが、私たちの心が常にそうとは限りません。
フランスの哲学者 ルネ・デカルトは、人間の心というのは、最大の悪を持つこともできれば、最大の美徳を持つこともできると述べています。
つまり、どのような感情にもなる可能性があることを示しています。
世の中には、人をだまして金品を奪おうと考えている人間や、人の命を奪うことができる人間など、大きな悪意を持っている人間が存在するわけですが、それは決して他人事ではないということです。
もちろん、そんな大きな犯罪行為を犯す人間はごくわずかであり、大抵の人間はそんな愚かな行動はしません。
しかし、私たちの心に悪意がまったくないかと問われれば、それは否定せざるを得ないのです。
例えば、誰かに憎しみや恨みを持ち、仕返ししてやりたいと思ったことは誰もが経験があると思いますし、自分さえ良ければ他人がどうなっても構わないと思ったことも一度や二度ではないと思います。
私たち人間は、それぞれが感情を持っているので、ときにはネガティブな負の感情を持つこともあれば、思いやりや愛といったポジティブな正の感情を持つこともあるのは自然の摂理と言えます。
したがって、たとえネガティブで負の感情を持ったとしても、自分を責める必要は全くありません。
私たちが常に優しい気持ちを持ち続け、すべての人に愛情を注ぐことなど到底不可能だからです。
ネガティブな感情も自分の気持ちとして受け入れることが重要です。
ただし、ネガティブで負の感情、悪意ある気持ちになったときには、その際の行動には気をつけましょう。
自分の感情のまま行動すれば、相手を傷つけたり、誤った行動をしてしまう危険性が高まるからです。
心で思うことと行動を起こすことでは、天と地ほどの差があります。
心で思うことは自然なことですし、相手には見えませんし、何の責任も問われません。
しかし、一旦行動に起こしてしまえば、周りにも伝わるばかりか、場合によっては自分が責任を問われることになるからです。
たとえ心が悪意やネガティブな感情になったとしても、自分を責めないようにしてください。
行動に起こさない限り、責任を問われたり、影響を与えることはないのですから。
