できる子は、鍛える。普通の子は、伸ばす。できない子は、育てる。
by 鵜川昇
あなたは、子どもに対してどう教育していますか?
タイトルの言葉は、桐蔭学園理事長などを務めた教育者で著述家の鵜川昇氏の言葉です。
子どもの育て方について、できる子は鍛え、普通の子は伸ばし、できない子は育てることが大切だと述べた深いメッセージですね。
私たちは子供の頃から学校に通い、教育を受けて育ってきました。
学校のクラスには、それぞれ30名から40名程度の生徒が在籍していたことと思いますが、クラス全員の生徒が同じ成績ではなかったことは明らかです。
勉強ができる子もいれば、できない子もいましたし、普通に可もなく不可もなく平均的に勉強できる子もいました。
教育をしていく上で、成績に差が生じてしまうのは仕方のないことではありますが、勉強ができる子とできない子とで、同じ教え方をしたのでは、効率の良い教育ができるとは思えません。
それぞれの成績に合わせて、教育方法も変えていかなければならないのは当然のことと言えます。
教育者で著述家の鵜川昇先生は、こうした成績に差がある子どもに対する教育方法として、タイトルのような言葉を残しているのです。
一つ一つ考察していきましょう。
まずできる子は、鍛えることが大事です。
成績の良い子、勉強のできる子は、優れた才能やスキルを持っている子なので、その能力をさらに磨き上げられるように、鍛錬しなければならないと言うことです。
優れた才能があるのであれば、さらに努力をして、鍛えさせて、さらに能力アップを図ることが大切だということです。
そして、普通の子は、伸ばすことが大切です。
この場合の普通の子とは、特別に優れた才能があるわけではなく、平均的な成績の子のことを指します。
普通の子は、特別な才能がなくても、好きなことや得意なことがあればそれを見つけ、伸ばしてあげられるように、後押ししてあげることが大切だということです。
最後にできない子は、育てることが大切です。
できない子というのは、単に成績が悪いだけ、勉強が少し苦手なだけで、人間としてダメな人間という意味ではもちろんありません。
勉強が少し苦手なだけで、何もできないダメな子ではありませんので、できるようになるまで丁寧に教え育てるという気持ちが大切だということになります。
「鍛える、伸ばす、育てる」というのは、教育における基本的な指針とも言えるわけです。
才能があるかどうかのみならず、そのときの能力の状況や、年齢やスキルに応じて、柔軟に対応すれば良いと思います。
優れた才能を持っている人であっても、ときには育てることも必要な場合があるはずです。
教育とは、人が知識を得たり、能力アップを図る際には必要なものなので、時と場合に応じた方法で対処すればよいのです。
教育をする場合にも、受ける場合にも、意識しておきたいものですね。
