狼は羊の皮を被って隠れることはできない。
by ロシアのことわざ
あなたは、自分の本性を隠そうとしていませんか?
タイトルの言葉は、ロシアに伝わることわざです。
狼は羊の皮を被って隠れることはできないことから、自分の本性や性格をどんなに隠そうとしても、いつか必ず現れてしまうものであり、隠し通せるものではないのだという教訓のようなことわざです。
私たちはそれぞれ、いろいろな性格を持っており、それぞれの人生を歩んでいます。
普段であれば、自分の性格を隠したり、装ったりはしないものですが、ときには自分にとっての悪い性格や本性を隠したいと思うこともあるかもしれません。
例えば、就職試験の面接の際には、真面目で勤勉に見えるように装いながら挑んでいるはずです。
また、男女が交際を始める場合には、自分の悪い性格がにじみ出ないように、相手に悟られないように振る舞っているはずです。
つまり、自分をよく見せようと、見栄を張るような気持ちになってしまうことが、人生においては少なからずあるように思います。
しかし、どんなに自分を装っても、いつか必ず現れてしまうということだけは覚えておくと良いでしょう。
もしも狼が全身を羊の皮で覆ったとしても、常に羊のように振る舞うことはできないということです。
動きの端々に狼特有の動きが垣間見られてしまい、相手からは、「あれっ、この羊はちょっとおかしいぞ」と勘付かれてしまうということになるわけです。
私たちは自分の性格や本性をすべて隠しながら生きることなど不可能だということは意識したほうが良いと思います。
不真面目で飽きっぽい人が、どんなに真面目で誠実に行動しようとしても、いつかは必ずばれてしまい、本性が剥き出しになる日が必ず来ます。
短気で怒りっぽい人が、大人しく静かにしていたとしても、自分に不都合なことが起きたり、我慢できないことがあると、必ず爆発します。
人間の本性や性格は、簡単に変えることなどできないのです。
また、嘘の自分を演じ続けるなんて、不自然なことであり、周りには必ずバレてしまいます。
それを演じ続けている本人も疲れ果ててしまいます。
そのことだけは理解していなければなりませんし、そんなことを続けることが愚かな行為だということを知りましょう。
私たちは、短所や苦手なことも含めて、自分の性格であり、本性なのです。
たとえ短所や欠点があったとしても、それがその人の人間味であり、良い部分でもあるのです。
自分の短所や欠点を隠そうとするのではなく、それを明らかにすることで周りから評価されたり、コミュニケーションが良好になることもあるのです。
自分自身、自分らしく、自然な振る舞いでこれからも生きていきましょう。
