言葉の軽率な者よりも、愚か者の方が望みがある。byソロモン

言葉の軽率な者よりも、愚か者の方が望みがある。
byソロモン

あなたは軽率な言葉を発してはいませんか？

タイトルの言葉は、古代イスラエルの王 ソロモンの言葉です。
言葉の軽率な者は、愚か者よりもダメだと述べた深い名言ですね。

私たちは人生の中で、口をすべらせて軽率なことを言ってしまい、相手を傷つけたり、自分が恥をかいたりすることがあります。
口から発する言葉は、ときには武器になり、ときには人の心を動かすなど、大きな影響を与えるのみならず、その人の人格そのものです。

口から一度発せられた言葉は、取り戻すことができません。
相手の耳に入り、心に響いてしまえば、あなたに対する印象がガラッと変わってしまうこともよくある話です。
できるだけ軽率な言葉は発しないように気をつけたいものです。

軽率な言葉とは、どんなものを指すでしょうか？
最も軽率な言葉は、他人の誹謗中傷、つまり悪口です。
言われている相手はもちろんのこと、聞いている周りの人たちも良い気持ちにはなれません。

それと、不平不満も軽率な言葉と言えます。
不平不満を口に出したところで状況が好転するはずもなく、あなたのやる気のなさや心の弱さが露呈して、あなたの評価を下げるだけです。

その他にも、虚栄心を満たすような言葉や自慢話も軽率だと言えますし、反対に落ち込みすぎて自分を蔑むような言葉も軽率だと言えます。

人の口から発せられる言葉は、その人の思いや考え方を表すのみならず、その人の人格そのものを表しているとも言えます。
たった一つの言葉によって、相手の印象を全く変えてしまうこともよくある話です。
自分が言うべきこと、言ってはいけないことをよく考え、軽率な言葉はできるだけ発しないように気をつけたいものです。

SDGsは、２０３０年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すための国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsは、それぞれの個人や団体が、それぞれの信念に基づき、目標を掲げて行動を実践するわけですが、軽率な言葉は禁物です。
SDGsにおいてよくあるのは、出来もしないことや、やる気もないようなことを目標に掲げてしまうことです。これをSDGsウォッシュと言います。
自分たちの虚栄心を満たすために、もしくはカッコつけようと言う気持ちがそのような行為をさせてしまうわけですが、そんなことをしても必ずいずれは魂胆が明るみになり、信頼を失うことになります。
SDGsウォッシュをするくらいならば、何も目標を掲げずに黙っている方がマシなのです。

SDGsの活動における軽率な言葉の発信は絶対にやめてください。
あなた方の信頼を損なうだけですから・・・。