おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きなさい。
by樹木希林
あなたはどんな思いで人生を生きていますか?
タイトルの言葉は、女優の樹木希林さんの名言です。
人生を生きる教訓となるような素敵な言葉ですね。
一つ一つ、言葉を噛みしめながら見ていきましょう。
最初の言葉は、「おごらず」です。
おごりとは、漢字で「驕り」と書き、得意になって威張ること、思い上がることを言います。
たとえ自分の能力が高いとしても、それを他人に自慢したり、他人を見下すような態度を取ってはいけません。
そんな態度を取れば、他人から疎まれて嫌われるのみならず、信頼を失い、誰もあなたに協力してくれなくなるかもしれませんので、気をつけてください。
次は「人と比べず」です。
人はそれぞれ、顔かたちが違うように、得意なこと、苦手なこと、好き嫌いなど、考え方、生き方が違うのです。
誰かと比べて、何が優れているとか、劣っているとか、全くのナンセンスです。
人と比べるのはやめましょう。
次は、「面白がって」です。
人生は一度しかありません。
できれば、自分の好きなことを楽しく面白がって生きていく方が良いに決まっています。
つらく苦しんだり、深刻に悩み続けるのはやめて、何事も面白がって生きていきましょう。
最後は、「平気に」です。
つまり、困難さや威圧的な出来事に対しも、決して騒ぎ立てることなく、常に冷静で落ち着いた状態でいなさいということです。
感情的になって怒りを爆発させたり、悲しみに打ちひしがれるような状況に陥らないようにしてください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定や行動実践の際にも、「おごらず、人と比べず、面白がって、平気に」という気持ちが大切だと思われます。
SDGs の活動は、人に自慢するようなことではありませんし、人と比べることでもありません。
自分たちの信念に基づいて、それぞれが目標や行動を決めれば良いのです。
また、面白がって平気に行うことも重要です。
つらく苦しみながら活動を継続することは無理です。
それに、思い通りに行かないからといって、落ち込んだり悩み苦しんだりする必要はありません。
SDGsの活動も、「おごらず、人と比べず、面白がりながら平気に」行動を実践、継続してみてください。
あなたの考え方や周りの人たちにも変化が生まれ、世界が変わってくるかもしれませんよ。