偉人、著名人

君がいいと思ったらそれでいい。誰かから何と言われようと、事実は変わらない。

君がいいと思ったらそれでいい。誰かから何と言われようと、事実が変わるわけじゃない。
by ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

あなたは、自分がいいと思ったことを、他人の声に惑わされずに実行していますか?

見出しの言葉は、イギリスの哲学者 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの言葉です。
自分がいいと思ったことを貫けばよいのであり、誰かから何を言われても事実が変わるわけではないと述べた深いメッセージですね。

私たち人は、自分がいいと思ったことでも、誰かから反対されたり、批判されることがありますよね。
例えば、自分の趣味について語るとき、漫画とか釣りが好きだと言うと、それについて苦い顔をする人がいます。
「そんなことをして何が楽しいのか?」とか「もっと高尚な趣味を持つべきだ」などと批判する人が少なからずいるわけです。

しかし、自分の好きなこと、いいと思ったことについて、他人からとやかく言われる筋合いなんてありませんよね。
それに個人の趣味について、高尚も低俗もありません。
自分の好きなことに時間を費やすことは、とても尊い時間であり、だれにもそれを止める権利はないのです。

趣味だけではなく、人によっては、「あなたの考えはおかしい」とか「こうすべきだ」と自分の考えや行動を押し付けようとする人も、世の中にはたくさんいます。
人はそれぞれ、自分の好きなことや良いと思うことがあり、他人には理解されにくいことも多々あるわけです。
それは価値観が異なるだけなのであり、価値観の違いに善悪や高低差などありえないわけで、他人から批判されたり、とやかく文句を言われることではないはずです。

違法なことや人に迷惑をかけるような言動は、厳に慎まなければなりませんが、そうでないのであれば、価値観や考え方の押しつけはやってはいけないのです。
他人を批判する前に、自分の価値観が本当に正しいのかを見極め、人に不快な思いをさせないように気をつけたいものですね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの目標は、それぞれの団体や個人が、それぞれの考え方、価値観に基づいて設定し、行動するものです。
他の団体や個人の目標に対し、批判や反対をする人が少なからずいますし、SDGsの活動そのものに批判的な立場を取る人も多数存在するわけですが、そのような言動は厳に慎まなければなりません。

自分の信念に基づいて、目標を設定し、努力しているわけですから、他人からとやかく言われることではないのです。
それに、他人を批判する人は、えてして何も行動していない人であり、信頼、尊敬できるような立派な人ではありません。
頑張っている人を応援することはあっても、批判するような行為をする人が幸福なはずがありません。
周りから信頼されている人は、他人を批判するような行為はしないからです。

自分が好きなこと、いいと思ったことは、他人の声に惑わされずに、ぜひ積極的に行ってください。
それがあなたの血となり肉となって、成長させてくれることでしょう。

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