悲しみに暮れることはない。あなたの失ったものは全て形を変えてあなたの元に戻ってくる。
by ジャラール・ウッディーン・ルーミー
あなたは悲しみに打ちひしがれてはいませんか?
タイトルの言葉は、13世紀イスラムの神秘主義者で詩人でもあるジャラール・ウッディーン・ルーミーの言葉です。
悲しい出来事があったとしても、打ちひしがれることなく、いつか形を変えてあなたの元へと戻ってくるのだと述べた深いメッセージですね。
私たちの人生、生きていればいろんな出来事が起こりますよね。
楽しいことや喜ばしいことばかりではなく、つらいこと、悲しい出来事に見舞われてしまうことも多いことと思います。
つらく悲しい出来事にあったとき、私たちは気持ちが沈んでしまい、しばらくは立ち直れなくなってしまうこともあるのですが、いつまでも悲しみに暮れるのではなく、すぐに立ち直れるように意識しましょう。
例えば、大切な人との別れを経験した場合、人は悲しく、気持ちが沈んでしまいます。
しかし、別れがあるということは、新たな出会いが生まれることも事実としてあります。
恋人と別れたとしても、「あの人以外は考えられない」と心を閉ざしてしまうのではなく、新しい出会いを求めて、明るい気持ちになって気持ちを切り替えることが大切だということです。
そうすることで、新たな出会いがあるのです。
いつまでもクヨクヨと悲しみに暮れていたとしても事態は好転しませんし、あなた自身のためにもなりません。
しかも悲しい気持ちをずっと引きずったまま生きていっても、自分がつらいだけではなく、周りの人にも心配させたり迷惑をかけてしまうのです。
悲しい出来事も時間が経てば少しずつ癒えてくるはずですし、気持ちを切り替えれば、新しい出来事にも出会えるはずです。
人生に何が起ころうとも、私たちの人生は続いていきますし、気持ちを切り替えて生きていくしかありません。
いつまでもクヨクヨと悲しみに暮れていても、誰も得はしませんし、あなた自身がつらいだけです。
あなたが失ったものや手放したものは、いつか必ず形を変えてあなたの元に戻ってくると信じて、これからも明るく前向きに生きていきましょう。